ジーン・ハックマンさんの死因が明らかに

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2025年03月10日 19:40  クランクイン!

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ジーン・ハックマンさんの死因が明らかに (C)Zeta Image
 先日、米ニューメキシコ州サンタフェの自宅で妻と愛犬1匹とともに亡くなっているところを発見された名優ジーン・ハックマンさん。死因は心臓血管疾患によるもので、アルツハイマーの影響もあったとみられる。

【写真】『フレンチ・コネクション』で第44回アカデミー主演男優賞を受賞した際のジーンさん

 現地時間2月26日、妻でピアニストのベッツィ・アラカワさん(63)と、愛犬1匹とともに亡くなっているのが発見されたハックマンさん(95)。これまでの報道によると、ハックマンさんはキッチン横の土間でサングラスを掛けた状態、アラカワさんは浴室のクローゼットで倒れていたそう。アラカワさんの遺体には、腐敗や顔の膨張、手足にミイラ化が見られ、ハックマンさんの遺体も近い状態だったと言い、警察は不審な点があるとして捜査に乗り出していた。

 Varietyによると、現地時間3月7日に、ニューメキシコ州監視局が2人の死因を発表したそう。アラカワさんが2月11日にハンタウイルスの影響で亡くなり、その一週間後にハックマンさんも亡くなったとみられる。日本獣医学会によると、ハンタウイルスはネズミを媒介とするもので、発熱、頭痛、腹痛、嘔吐、筋肉痛等、インフルエンザに類似した症状を示すそう。2人の死因は自然死であり、心臓病や脳卒中、がん、呼吸不全、感染症、加齢に伴う合併症など影響しているようだ。
 
 地元保安官事務所は7日の会見で、アラカワさんが2月11日に買い物に出かけ、マッサージ師とメールでやり取りしていたことが確認できたが、5時15分頃に帰宅した後は、なんの痕跡も残していないことを明らかにした。またハックマンさんは、アルツハイマーに加え、重度の心臓病と心臓発作の病歴があり、彼の心臓のペースメーカーは、2月18日に異常を検知したのを最後に、記録が残っていないという。

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