JR東、“駅で借りて返せる”レンタルサービス開始 JR東日本などは3月10日、レンタル品の受け渡しに駅を活用する「プレンタ」を東京駅で開始すると発表した。ARグラスや双眼鏡、小型ジンバルカメラなどを取り扱うという。13日に開始予定。
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Webからの予約後、レンタル品を駅で受け取り、利用後は駅で返却する。レンタル品の受け渡し場所は、東京駅地下1階にあるサービスカウンター「BAGGAGE STORAGE +」もしくは1階の多機能ロッカー「マルチエキューブ」。対応時間はBAGGAGE STORAGE +が午前9時30分〜午後8時、マルチエキューブが東京駅の始発時刻〜終電時刻。なお予約時に受け渡し時間として指定できるのは、BAGGAGE STORAGE +が午後7時30分まで、マルチエキューブが午後11時まで。
貸し出しは12時間から72時間まで可能。貸し出し時間に応じて利用料金は異なる。例えばXREALのARグラス「Air」の場合、12時間プランで1580円、72時間プランで4740円。ケンコー・トキナーの防振双眼鏡(14倍)は1980円から、中国DJIの小型ジンバルカメラ「Pocket 2」は1580円から貸し出す。加えてPC充電も可能なモバイルバッテリーや、マイク付き骨伝導イヤフォンなども取り扱うとしている。
プレンタは、手荷物の配送サービスやシェアリングサービスによって“身軽な旅行”を訴求する「JRE 手ぶら旅」の一環。2023年2月から同年5月まで、東京駅と仙台駅で実証実験を行っていた。