1年前に描いたデザインをもとに作り上げた“幻想的な部屋”の写真が、X(Twitter)に投稿されました。このポストの表示数は記事執筆時点で420万回を突破しており、9万7000件以上のいいねを集めています。
●スタジオの新たな撮影ブース
制作者は、空間創作作家である「shir0xxx」さん。宮城県仙台市にあるフォトスタジオ「スタジオカペラ」を運営しており、デザインの他に撮影も担当しています。
shir0xxxさんが新たに作り上げた撮影ブースの名前は「真夜中の標本室」。薄暗い室内に設けられた巨大な棚には、植物や鉱物、昆虫、貝殻などさまざまなサンプルが保管されています。
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ガラス容器に収納された物から、むき出しの状態で置かれている物まで、資料は実に多種多様。ビンなどの小物も所狭しと並べられています。各所にあるライトがほんのりと室内を照らしており、不思議な雰囲気を漂わせています。
●家具まで全て自作
棚の前にはタイプライターや読みかけの本が置かれている長イスを配置。モノクロのデザイン画に起こした後、棚やフロアシャンデリアなど室内にある物を全て1人で作ったそうです。「空間」への情熱がすごい……!
ついに完成した標本室。デザイン画と完成した部屋の写真を添えて、「泣きながら描いたデザインだったけど、やっと現実世界につくることができたよ〜!!!」と、shir0xxxさんは1年前の自分にメッセージを送っています。
標本室の写真には、「小物への手の掛け方が半端ないし配置も完璧」「諦めずに表現したい物をここまで再現できるなんて!」「好きなものを極めて 形に表現するってこういうことかも」「まじで天才すぎる!!!!」など驚きの声が多数寄せられています。
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この他にもshir0xxxさんは、自身のX(Twitter/@white0314noriya)アカウントで、“誰かがここにいた”と見た人が感じられるように作った空間の写真や、格好よさとかわいらしさを意識してLED照明を多用した空間の写真などを公開しています。
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