【高橋尚子さん解説】女子マラソン代表争い「勝負が出来る」佐藤早也伽と内定第1号“忍者走り”の安藤友香に注目

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2025年03月10日 22:54  TBS NEWS DIG

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女子マラソン代表3枠の座をかけた最終選考レース、10日の名古屋ウィメンズマラソンでは23年の世界陸上ブダペスト代表の佐藤早也伽(30、積水化学)が2時間20分59秒、日本人トップの2位でフィニッシュ。世界陸上参加標準記録(2時間23分30秒)を突破し、2大会連続の世界陸上へ大きく前進した。佐藤は「(代表に選ばれたら) 前回達成できなかった8位入賞を目標に挑みたい。」と意気込みを語った。

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佐藤早也伽は"しなやかさと最後まで持つ力強さ"

番組キャスターの高橋尚子(シドニー五輪女子マラソン金メダリスト)は今回の選考レースにおいて最速記録並びに自己ベスト更新した佐藤の走りに注目した。

高橋尚子:
本当にスタミナと粘りが光った。非常に冷静なレースをした。上半身はリラックスをして力が抜けている、足はしなやかに動く。今回、そのしなやかさに最後まで持つ力強さが加わった事でこれは勝負ができるのではないかと楽しみである。

内定第1号は“忍者走り”の安藤友香

そして、同レースで代表選考レースが全て終了し、2023年4月以降の記録と順位から算出される「ジャパン・マラソン・チャンピオンシップ(JMC)シリーズIV」でのランキングで、女子は安藤友香(30、しまむら)がチャンピオンに決定。
これにより、東京世界陸上(9月)の参加標準記録を突破している安藤はマラソン代表内定“第1号”を手にした。その強さの秘密を高橋さんがそのフォームに強みがあると分析した。手を下げたまま、あまり手を振らずに走る姿は忍者走りと称される。


高橋:
忍者走りが特徴の安藤選手。下でぶらぶらっと速く振ることによって、ピッチが速くなる。1歩にかかる衝撃が少なくなるので後半まで強いのが安藤選手の特徴となる。速い選手に付く事が出来る、付くのが世界一上手い。最後まで楽しみな存在になることは間違いない。

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