X(旧ツイッター)のロゴ(AFP時事) 【シリコンバレー時事】システム障害情報サイトのダウンディテクターによると、X(旧ツイッター)で10日、システム障害が断続的に発生した。ウェブサイトやアプリで投稿を一時閲覧できなくなったとの報告が相次いだ。親パレスチナのハッカー集団が犯行声明を出しており、関与が疑われている。
ダウンディテクターによると、米国や日本など世界各地で不具合が生じたもよう。米国では一時、障害の報告が約4万件に達した。
声明を出したのは「ダーク・ストーム・チーム」。通信アプリ「テレグラム」に「イーロン、調子はどうだい?訪問を喜んでくれるといいな」と投稿し、Xのオーナーで実業家のイーロン・マスク氏を挑発した。大量のデータを送り付ける「DDoS攻撃」だった可能性がある。