山本由伸 開幕前ラスト登板 5回75球7奪三振1失点、スプリットで5Kと好調 日本開幕戦に向けて完璧な調整

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2025年03月11日 07:00  TBS NEWS DIG

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ドジャース・山本由伸(26)がダイヤモンドバックスとのオープン戦に4度目の登板。5回、75球を投げて、被安打4、奪三振7、四死球1、失点1だった。

前回5日(同)のレッズ戦では4回2失点、1回の立ち上がりに失点した山本、「次は初回から良いピッチングが出来たら良い登板かな」と話していた。

その課題となる立ち上がり、1番・C.キャロル(24)を低めにコントロールされたボールでカウント1−2と追い込むと、91マイル(146キロ)のスプリットで空振り三振、2番・A.トーマス(24)にはカウント1−1から96マイル(154キロ)のストレートでショートゴロ。

そして、3番・G.モレノ(25)はカウント1−2から93マイル(150キロ)のスプリットで空振り三振、レギュラーメンバーが揃った上位打線を3者凡退、抜ける球も1球もなくわずか11球で課題の立ち上がりを抑えた。

2回、4番・P.スミス(29)にはストレートをライト前へ、続く5番・G.グローバー(22)にはボールが先行し、四球と無死一、二塁のピンチを招いた。6番・I.バルガス(33)にはカウント2−2からスプリットを捉えられたが、1塁走者のグローバーに打球が当たりアウト、さらに7番・A.オルティス(22)はセカンドゴロ。無死からの走者を許したが、落ち着いて2死を奪った。

2死一、三塁で8番・C.カイザー(28)にはシンカーで空振りを奪うなどカウント0−2に追い込むと、最後は外角低めのスライダーで見逃し三振、ピンチを迎えたが無失点で切り抜けた。

3回、先頭の9番・K.グラハム(25)はカウント1−2からスプリットで空振り三振、2周り目に入ると1番・キャロルはスプリットでバットを折り、ピッチャーゴロ、2番・トーマスはカーブで空振り三振と2回まで使っていたシンカーを使わずに3者凡退、3回まで52球、やや球数が多くなったがここまで無失点ピッチング。

4回、先頭の3番・モレノにセンター前ヒット、1死から5番・グローバーにもレフト前に運ばれるなど1死二、三塁のピンチを迎えた。6番・バルガスをセカンドゴロに打ち取ったが、3塁走者がホームに帰り、失点。それでも山本は7番・オルティスをピッチャーゴロに打ち取り、最少失点で抑えた。

球数も65球となった5回、先頭の8番・カイザーをカウント1−2からスプリットで空振り三振、9番・グラハムもカウント1−2からスプリットで2者連続空振り三振、最後は1番・キャロルをファーストゴロ。山本は5回、75球を投げて被安打4、奪三振7、四死球1、失点1と最終調整を終えた。
 

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