マンCからの関心が報じられたカマヴィンガ [写真]=Getty Images マンチェスター・シティがレアル・マドリード所属のフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガに関心を寄せているようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
マンチェスター・シティでは中盤の高齢化が進行しており、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチとポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァは来夏で31歳に。加えて、衰えも指摘される34歳のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、33歳のベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの現行契約は6月末で満了となることから、今夏の移籍市場では中盤の補強に乗り出す可能性が高いと報じられている。
今回の報道によると、マンチェスター・シティはカマヴィンガを今夏の獲得候補としてリストアップしたとのこと。同選手のエージェントである「CAA Stellar」とは直近でエジプト代表FWオマル・マルムーシュとの契約を成立させるなど良好な関係性を築いており、このことが移籍を後押しする可能性もあるという。カマヴィンガに対しては複数のクラブが関心を寄せているものの、選手本人は現時点で去就に関する判断を下していないようだ。
現在22歳のカマヴィンガはレンヌの下部組織出身で、2019年4月に16歳の若さでトップチームデビューを飾った。2021年夏にはレアル・マドリードへ活躍の場を移し、ここまで公式戦通算171試合で3ゴール9アシストをマーク。本職とする中盤だけでなく、最終ラインに負傷者が出た際には左サイドバック(SB)も務め、数々のタイトル獲得に貢献している。
レアル・マドリードとの現行契約を2029年6月末まで残しているカマヴィンガだが、今シーズン終了後に新天地を求めることになるのだろうか。各クラブの動向に注目が集まる。