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料理雑誌「オレンジページ」などを手掛けるオレンジページ(東京都港区)は3月10日、同社のWebサイトに一部不適切な広告が掲載されたとして謝罪した。同サイトを巡っては、性的コンテンツの広告が表示されたとして、Xで物議を醸していた。
きっかけは、あるXユーザーが9日に投稿したポストだ。それによると、dely(東京都港区)が運営する料理レシピサイト「クラシル」上に、性的コンテンツの広告が表示されたという。その後、10日に別のXユーザーがこの投稿を引用し、オレンジページのWebメディア「オレンジページnet」でも同様の事態が起きていると主張。その投稿によると、料理レシピのページ内に「子宮」などの表現を含む性的コンテンツの広告が表示されたという。
これを受け、X上では「同じ広告が出てきて不快だった」など批判の声が続出。「広告のゾーニングをしっかりしてほしい」との意見も出る一方、「広告ブロックツールを使えば見なくて済む」といった声も。また問題の広告は「オレンジページが選んだものではなく、広告代理店が選んだものでは」との指摘も出るなど、物議を醸していた。
この事態を受け、オレンジページは10日、「弊サイトで表示される広告の一部に、不適切な内容が含まれているとの指摘をいただいている」として公式Xで謝罪した。オレンジページのサイトについて「複数の広告ネットワークを利用しており、各広告ネットワーク側の審査やフィルタリングにより、不適切な広告は自動的に排除される設定になっているが、今回、その審査をかいくぐった広告が掲載された」と説明。現在、各広告ネットワークに対し、不適切な広告の掲載停止と、今回の問題の原因究明を求めていると報告した。
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●delyも「該当広告の掲載停止」
delyは11日、今回の騒動を受け、X上で指摘のあった広告の掲載停止措置を実施していると明かした。詳細はこちらの記事を参照のこと。
【追記履歴:2025年3月11日午後7時】delyからの返答を追記しました。
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