オレンジページ、サイト上の不適切広告で謝罪 広告審査のすり抜けが問題に

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2025年03月11日 15:50  おたくま経済新聞

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オレンジページ、サイト上の不適切広告で謝罪 広告審査のすり抜けが問題に

 料理や暮らしに関する情報を提供している「オレンジページ」編集部は3月10日、同サイトで表示される広告の一部に「不適切な内容」が含まれていたとして謝罪した。


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 編集部は公式X(旧Twitter)アカウントを通じて「広告表示に関するお詫び」を掲載。それによると、サイトでは複数の広告ネットワークを利用しており、不適切な広告は各ネットワークの審査やフィルタリングによって自動的に排除される仕組みとなっていた。しかし、今回の問題はその審査をすり抜ける形で発生し、不適切な広告が掲載される事態となったという。


 同編集部は現在、各広告ネットワークに対して問題のある広告の掲載停止を要請するとともに、原因の究明を求めている。読者に対しては「不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません」と謝罪の言葉を述べた。


 オレンジページをめぐっては、3月10日、Xユーザーの一部から「サイト上に性的内容を含む広告が掲載されている」との指摘の声があがり、注目されていた。オレンジページは料理や暮らしに関する情報を提供するメディアであり、特に女性の支持が厚いことから、今回の問題は読者に強い違和感を与えたとみられる。


 今回の件はオレンジページに限らず、ネットワーク広告を利用する多くのメディアが直面している問題でもある。広告ネットワークは各社の審査を経たうえで配信される仕組みだが、一部の広告主は審査をすり抜けて不適切な広告を表示させる手法をとることがあり、特に成人向けコンテンツや過激な内容の広告が問題視されている。


 加えて、悪意のある広告主が詐欺広告を一般の広告に偽装して配信するケースも報告されており、広告ネットワーク各社にはより厳格な審査体制の強化が求められている。


https://twitter.com/ORANGEPAGE_mag/status/1899090881007005951


<参考・引用>
オレンジページ公式Xアカウント(@ORANGEPAGE_mag)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025031107.html

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