ファルケ監督が田中碧を擁護した [写真]=Getty Images(昨年12月のプレストン戦) リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が、日本代表MF田中碧のパフォーマンスについて語った。10日、地元メディア『リーズ・ユナイテッド・ニュース』や『MOT リーズ・ニュース』が伝えている。
加入1年目にしてチームの中心的存在になっている田中は、9日に行われたEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)第36節ポーツマス戦でも先発出場。しかし、この試合では精彩を欠いたプレーが目立ち、68分にピッチから退いた。
チームも0−1で敗れ、依然としてリーグ首位を維持しているものの、2位シェフィールド・ユナイテッドに勝ち点で並ばれることとなった。
ファルケ監督は、この日の田中のパフォーマンスについて「彼はイングランドで初めての、46試合あるシーズンを送っている。我々にとっては傑出した選手だ」と述べ、「彼はポーツマス戦でも傑出したパフォーマンスを披露しようとしたが、ボールを失うこともあった。だが問題はない。彼の日ではないならば、60分後に交代させればいい。ベストでないときに1試合のパフォーマンスについて批判しすぎるのはよくない」と、田中を擁護した。
リーズは次節、日本時間13日にミルウォールと対戦する。2月に行われたFAカップ4回戦では0−2で敗北した相手であり、リーズにとってリーグ優勝のためにも重要な試合となる。
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