画像提供:マイナビニュースコスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは3月1日、千葉県八千代市の市役所本庁舎および小中学校等75施設に再生可能エネルギー100%電力(「再エネ電力」)の供給を開始した。
○■市役所本庁舎および小中学校等75施設で年間約5,940トンのCO2を削減
八千代市は2020年に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指すため、持続可能なまちづくりに向けた環境保全と脱炭素社会の形成に取り組んでいる。
また、八千代市地球温暖化対策実行計画(事務事業編・第5次改訂版)においては、2030年度に温室効果ガス総排出量(CO2換算)を2013年度比で34%削減する目標を掲げている。
この計画の実現に資する取り組みとして、コスモ石油マーケティングは、八千代市の対象施設に再エネ電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を提供する。「コスモでんきビジネスグリーン」とは、コスモエネルギーグループのコスモエコパワーが発電する風力電源等を用いて、再エネFIT電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた再エネ電力プランだ。
今回の導入により、八千代市の75施設の年間使用電力量約1,300万kWhが再エネ電力に切り替わる。これは八千代市の事務事業に使用される電気の約33%にあたり、年間約5,940トンのCO2排出を削減できる見込みだ。
今回の導入を受け同社は、「コスモ石油マーケティングは今後も、自治体や企業の皆さまの環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取り組みを継続してまいります」とコメントしている。(エボル)