メルカリで売れている「ごみとして捨てられがちなアイテム」4選　メルカリ歴10年の筆者が驚いた出品物を紹介

　フリマアプリは、不用品をお金に換えることができる場所です。特に、日本最大のフリマアプリ「メルカリ」は、月間利用者数が約2300万人を超えています。筆者はそんなメルカリを10年ほど利用しており、不要品があればその都度出品しています。

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　今回は、メルカリ歴10年の筆者が、「売れていて驚いた出品物」を紹介します。一般的にはごみとして捨てられているものでも、メルカリで売れる可能性があるかもしれません。気になる人は、記事をチェックしてみてください。

●売れていて驚いた出品物1：空容器

　メルカリでは、「空容器」が取り引きされています。例えば化粧品の空容器は、詰め替え用を使うためや、容器自体がおしゃれだという理由で購入されることがあります。特に香水の空容器は、どのブランドのものもおしゃれなので、インテリアとして購入する人もいるようです。

　食品の空き容器も、メルカリで取り引きされるものの1つ。筆者が驚いたのは、ケチャップやマヨネーズの空容器が取り引きされていることです。

　簡単に入手できそうな空容器ですが、複数個となると使い切るまでに時間がかかるということもあり、まとめ売りされているものがよく取り引きされています。用途としては、工作の材料や、水遊びのおもちゃなどとして使われることがあるようです。

　このような食品の空き容器は、中をきれいに洗い、消毒してから出品する必要があります。さらに、まとめ売りでないとなかなか買い手がつかないため、手間がかかる出品物といえます。それでいて取引価格はそれほど高くありません。たまたま調味料を大量に使って、一気に空容器が出た……などの状況でなければ、出品しづらいアイテムかもしれません。

●売れていて驚いた出品物2：限定デザインの空き缶

　世の中にはさまざまなコレクターがおり、コレクションのためにメルカリを活用している人も多いです。「空き缶」もコレクターが存在するものの1つで、メルカリでも取り引きされています。

　特にご当地ものの場合は、交通費や時間をかけるよりも、メルカリで送料無料で送ってもらえた方がコストを抑えられます。また期間やショップ、数量限定のものは入手しにくいので、メルカリを利用する人が多いようです。

　もし空き缶があったら出品してみるのも良いと思いますが、注意点としては“かさばる”ということ。小さく折りたたむことができないアイテムなので、梱包や発送方法、送料には注意が必要です。

●売れていて驚いた出品物3：使用済みのテキストや教材

　受験勉強などで使った「参考書や問題集」は、専門の買取サービスがあるほどニーズがあります。メルカリでも取り引きされていますが、その中でも塾のテキストや教材、模試の問題などは人気が高くなっています。

　塾の教材は、入塾しないと入手できなかったり、分かりやすく解説されていたりするので、メルカリでも取り引きは活発です。ただ、転売などを禁止している塾もあるので、出品時には要注意のアイテムとなっています。

●売れていて驚いた出品物4：片方しかないもの

　靴や靴下など、2つセットで使うものが片方だけになってしまったら、捨てることが多いと思います。でもメルカリでは、片方だけの状態で売ることができます。

　メルカリで、よく見かける“片方だけのもの”はピアスです。ピアスは小さいので、なくしてしまうことが多いアイテムです。紛失してしまったら、片方だけをメルカリで探す人が一定数います。実は筆者も、過去にピアスを片方なくしたことがあり、その際はメルカリで同じピアスの片方のみを購入しました。

　また、ピアスホールが片耳のみの人も、メルカリで片方だけのピアスを探すことがあるようです。

　その他、ワイヤレスイヤフォンも片方で出品されることが多いアイテムです。片方のみの故障や紛失で、片方だけを購入したい人が存在します。意外と需要がある「片方」。捨てる前に、メルカリへの出品を検討してみてください。