「部屋まで運んでもらってるよ」超特大ぬいぐるみの、まさかすぎる運搬方法

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2025年03月13日 12:30  おたくま経済新聞

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「部屋まで運んでもらってるよ」超特大ぬいぐるみの、まさかすぎる運搬方法

 ここ数年、「ぬい活」が流行っています。「ぬい活」とは推しのぬいぐるみを愛でたり、写真を撮ったりするほか、一緒にイベントや旅行に出かけていく活動のことです。


 通常「ぬい活」で扱うぬいぐるみと聞いて思い浮かべるのは、バッグにくくりつけることができる、手のひらサイズのもの。


 しかしXユーザーの「里見大愛(カマピー)」さん(以下、里見さん)が一緒に旅行をするぬいぐるみは、我々の想像を遥かに上回るサイズ感でした。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 超特大サイズのサトノダイヤモンドと、日本全国を旅しているXユーザー

 里見さんがXに投稿したのは、ホテルの廊下で、大きなカートにのせられて運ばれる巨大なぬいぐるみの姿。「ホテルマンに部屋まで運んでもらってるよ」という里見さんのコメントの通り、ホテルにチェックインした後、部屋へと向かう最中に撮影されたもののようです。


 背もたれに寄りかかって、少しうつむきがちな姿が、大きさも相まってなんとも言えない愛らしさを漂わせています。長旅で疲れているのかもしれませんね。


 カートにのっているぬいぐるみは、「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズに登場する、サトノダイヤモンドです。


 写真を見てまず驚くのがその大きさ!運ぶのにカートが必要なことからも察せる通り、手のひらサイズを軽く凌駕しており、気軽に持ち運べるようなぬいぐるみではありません。


 どうやらこのサトノダイヤモンドは、株式会社タイトーが展開している超特大ぬいぐるみブランド「どきゅーと」シリーズの商品。数量限定の完全受注生産品です。


 販売ページの情報によれば高さは約122cm、幅は約80cmとのこと。ちなみに小学2年生の平均身長は125cm程度だそうです。


 横幅や重さについて里見さんは「幅はドラム式洗濯機ほどで、重さは9キロです。つまりとても大きいのです」と話しています。圧倒的な満足感を覚えるサイズですね。


 この特大サトノダイヤモンドと、日本全国を旅しているという里見さん。そのあまりに面白すぎる試みについて、詳しくお話をうかがってみました。


■ 可愛さは国を超える!ホテルのエレベーターで外国人から「so cute and so big」

−− どうしてサトノダイヤモンドとの旅をすることを決めたのですか?


 私がぬいぐるみと共に旅をするきっかけとなったのは、結論から言うと暇だったからです。


 大学4年生の6月に就活を終え、ダイヤちゃんに全国の風景を見せてあげようと思い、ダイヤちゃんと共に全国を旅するサトノツアーを実施することにしました。


−− 大学生を謳歌していて羨ましいです!旅行中はどのように移動しているのでしょうか?


 旅行中は基本的に車移動です。車種もその時々で、ミニバン、ケイバン、ハッチバック、軽トラなどなど多種多様です。ただ撮影場所までは車から降ろして手持ちで連れて行きます。


−− 旅行中はサトノダイヤモンドとどんなことを?


 旅行中は他人に迷惑にならないことを前提として、寝食を共にしています。


−− サトノダイヤモンドを運んだホテルマンの方はどんな反応をしていましたか?


 ホテルマンは驚いていましたが、前例はあったようで衝撃自体はそこまでだった模様です。ホテルマンからは「可愛いお嬢様ですね」と言って頂けました。


−− 前例があるんだ……。


 ちなみにエレベーターで同乗した外国の方からは「so cute and so big」と言ってくださいました。


−− 国を超える、まさにド級の可愛さですね。部屋には何事もなく入室できたのでしょうか?


 部屋は問題なく入室しています。事前にぬいぐるみを連れて行くことは連絡しており、了承を得ていたので。


−− サトノダイヤモンドを運んでいる最中はどんな気持ちですか?


 運んでいる時の心境は「可愛い」ですね。こんなかわいい子を運んでいると嬉しいです。


 友人も運ぶのですが「無感情」とのことです。やはり目立つので。


−− 無感情でも運んでくれるご友人、優しいですね笑


* * *


 超特大ぬいぐるみとともに旅をする里見さん。この活動が界隈を越えて広がれば、超特大サイズでの「ぬい活」も珍しくはなくなっていくかも……?


 このサイズのぬいぐるみが一緒なら、たとえ一人旅でも寂しさはかなり薄れそうですね。



<記事化協力>
「里見大愛(カマピー)」さん(@anzaisou)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025031307.html

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  • 滋賀県にも来てくれないかなぁ。あたしは寝そべりちゃん連れしてるから気持ち分かる。
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