警察寮で窃盗容疑=巡査長を書類送検―兵庫県警
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2025年03月14日 17:31 時事通信社

寮で同僚の部屋から現金を盗んだとして、兵庫県警は14日、住居侵入と窃盗容疑で警備部の男性巡査長(26)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査長は容疑を認め、依願退職した。
送検容疑は昨年12月1日、警察施設内にある独身寮で同僚の20代男性巡査の部屋に侵入し、財布の中から現金2万円を盗んだ疑い。
県警によると、不審に思った男性巡査が部屋に設置したカメラに、巡査長が現金を盗む様子が映っていた。巡査長は送検分を含め昨年4〜12月、寮に住む3人から現金計7万数千円を盗んだと供述。「小遣いが減った時にパチンコ代やたばこ代などに使った」と話しているという。
正木博文・監察官室長の話 警察職員として恥ずべき行為であり、誠に遺憾。指導を徹底し、再発防止に努める。
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