<カーリング世界選手権:日本−中国>◇16日◇韓国・議政府(ウィジョンブ)◇女子1次リーグ
【議政府(韓国)=飯岡大暉】世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」がいきなり5点リードを許した。
3戦目で中国(同17位)と対戦。有利な後攻を獲得し、第1エンド(E)は両者無得点のブランクエンドを選択。しかし第2E、スキップ吉村紗也香(33)が最終投で手前の石をはじき、奥も押し出そうとするが、中国のストーン(石)を円心に残してしまい、1点スチールを許す。
さらに第3E、中国の石だけがハウス(円)に4つ残る状況で最終投を迎えた。円心の石を押し出す作戦を選択し、当てはしたものの、自身のストーンだけが円外に出てしまう。痛恨の4失点を喫し、5点差に広げられた。吉村は思わず頭をかき、悔しそうな表情を見せた。
前日の初戦韓国戦では、不利な先攻の第2Eに4失点を許し8−10で敗れた。この日は有利な後攻ながら2連続スチールを許し、厳しい状況に追い込まれた。
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今大会は26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の出場枠が懸かっており、出場13チームのうち4位前後の好成績が必要となっている。
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