カーリング女子日本代表 中国に3度のスチールを許し失点、終盤追い上げも届かず惜敗、通算成績1勝2敗【世界選手権】

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2025年03月16日 17:03  TBS NEWS DIG

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■カーリング 女子世界選手権 (16日、韓国)

来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™出場枠をかけたカーリングの世界選手権の2日目が行われ、日本代表・フォルティウスがイタリアに5ー10で今大会初勝利を飾った。しかし、2戦目の中国に9ー10で敗れ通算1勝2敗とした。

女子日本代表は2月の日本選手権で優勝したフォルティウス(吉村紗也香、小野寺佳歩、小谷優奈、近江谷杏菜、小林未奈)が日本代表として出場。

前日の初戦で開催国・韓国に8ー10で敗れ黒星スタートとなった日本はこの日、1戦目のイタリアに第1エンドから5得点を奪うビッグエンドを作ると前半を3ー8とリードしたまま折り返した。後半に入り第6エンドで2点を失うも第7、8エンドで1点ずつ重ね流れを渡さず快勝となった。

2戦目の中国戦、日本は後攻めも0ー0で迎えた第2エンドで1得点を奪われ追いかける展開となった。さらに続く第3エンドでは中国のストーンがサークル内に4つあり、日本は最後の一投でサークルの中心に止めなければいけない状況となった。吉村紗也香のラスト一投はわずかに薄く当たってしまい、日本のストーンが外へ、中国のストーンはサークル内にとどまり、日本は4失点と厳しいゲーム展開となってしまった。

第4エンド、後攻めの日本は中国の積極的な攻めで最後の一投前にサークル内には中国のストーンが2つ、日本がサークルの中心に一番近く、ラスト一投を近づけても2点。吉村は中国のストーンを弾き出す選択、吉村はダブルテイクアウトを成功させて、日本は第4エンドで3点を奪い、3ー5と2点差に詰め寄った。

しかし第5エンドで2失点と3ー7の4点差。第6エンド、吉村の1投がややずれて中国に2点を奪われ3ー9と大きく突き放された。

5ー10で迎えた第9エンド、後攻めの日本は2点を奪い返し、7ー10と3点差で中国の後攻めの最終エンドとなった。最後まで攻め続けた日本は2点をスチールしたが、第2、第3、第6エンドのスチールが大きく響き中国に9ー10で敗戦した。中国戦に敗れた日本は今大会通算1勝2敗とした。
 

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