橋下徹氏「石破商品券」は「領収書ないお金の問題点凝縮」「バカげた連中が国会運営するのは…」

大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏（55）が17日、フジテレビ系「めざまし8（エイト）」（月〜金曜午前8時）に生出演。石破茂首相が今月3日に首相公邸で開いた自民党衆院1期生との会食前に、首相側が「手土産」として1人10万円の商品券を配っていた問題が表面化したことについて言及した。

「いくら本人が政治活動じゃないって言っても、外形的に見なきゃいけない。僕は基本的には、政治家同士のコミュニケーションは全部政治活動だと、僕は経験上そう思ってますから。石破さんが今回、政治活動じゃないっていうのは、全くこれは釈明にならない」と切り出した。

その上で「一番重要なのが、お金の出所なんですよ」と前置きし「今まで石破さんってこういうことしなかったんです。総理になって、いきなりやれるっていうことは、普通に考えれば、ものすごくお金が使えるようになったと考えざるを得ません」と語った。そして「石破さんは否定していますけど、官房機密費、問題となっていた政策活動費とか、総裁の経費もありますし。莫大（ばくだい）なお金が領収書なく使えるような状況があるから。何に使ったか、検証しようがない。領収書がないお金の問題点が凝縮してますよ」とした。

さらに「民間企業には、お金の使い方に厳しいルールがありますよ、公務員の世界にも。どこの組織にもお金の使い方のルールがあるのに、唯一、ルールがないのが国会議員の世界。こんなバカげた連中が、国会を運営するのはあり得ないと思いますけどね」と語気を強めた。