【ファルコンS見どころ】距離短縮で巻き返すパンジャタワー

　実績のある左回りと距離短縮なら鋭い脚が期待できるパンジャタワーを狙う。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■3/22(土)　ファルコンステークス(3歳・GIII・中京芝1400m)

　前走の朝日杯FSは外枠でロスがあったにせよ、終いが案外だったパンジャタワー(牡3、栗東・橋口慎介厩舎)。絶好の手応えから伸び切れなかったのは距離が長かったことが敗因だろう。その後は放牧で立て直して先週は好時計をマーク。態勢は万全でポテンシャルの高さを見せつける。鞍上は藤岡佑介騎手。

　トータルクラリティ(牡3、栗東・池添学厩舎)も前走の朝日杯FSで大敗だが、折り合いに苦労していた点を考えると距離が短くなって更にいいタイプだろう。新馬戦から2連勝した素質馬で、その2勝がともに鋭い脚を披露。1400mになって更に持ち味に磨きがかかる。鞍上は北村友一騎手。　

　その他、前走は直線の不利が敗因で不完全燃焼のアーリントンロウ(牡3、栗東・松下武士厩舎)、1400mの前走が強かったシルバーレイン(牡3、美浦・萩原清厩舎)、決めて鋭いヤンキーバローズ(牡3、栗東・上村洋行厩舎)、1勝馬でも重賞上位馬のクラスペディア(牡3、栗東・河嶋宏樹厩舎)、距離短縮で一変があるニタモノドウシ(牡3、美浦・高木登厩舎)らが鎬を削る。発走は15時25分。