カブス・今永昇太 18日に東京ドームで開催されるロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦に先発を務めるシカゴ・カブスの今永昇太が、ドジャース・大谷翔平について言及した。
これまでの起用法を見ると、大谷は1番打者での出場が予想され、今永にとって18日のドジャース戦で初めて対戦する打者になる。今永は「間違いなく世界一の選手であることは間違いないので、自分がベストな投球を心掛けて、あとはそれを彼が打ったか、打たなかったか、その2択だと思うんで、自分のできないことをやらないように。彼の技術の方が上回ってしまう時もあるかもしれないですけども、その時点で試合は決まらないんで、試合が決まるその時まで頑張りたいなと思いますね」と話した。
アメリカメディアから大谷を打ち取った時の達成感はあるか質問を受けると、今永は「彼を打ち取ったことで達成感が得られるというよりかは、ドジャースの1人の選手を打ち取ってアウトを1つ獲得した、ということが僕にとっては達成感なので。彼のアウトも大きなアウトですし、また違う誰かのアウトも大きなアウトなので、アウトに差はないと思います」と自身の見解を述べた。
ドジャースの先発は山本由伸。日本人投手の投げ合いとなる。「お客さんのそういう盛り上がりはすごく感じていますし…。ただ、僕がやることは、どんだけお客さんがたくさん入ろうと、そうでない試合だとしても、自分のやらなければいけない仕事っていうのは変わりはないので、そこを全うしていくっていうのと、山本選手、投げ合いは2回目になりますけども、彼はチームを鼓舞することのできる投手なので、彼の投球でドジャース打線が勢いづくのは間違いないと思うので、そうなった時にでも自分が変わらない自分でいられるか、というのがポイントかなと思います」。
チームにとっても、今永にとっても大事な公式戦の開幕戦。チームに勢いをもたらす投球を披露したい。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)