2桁人気の馬が2頭馬券内に 約450万円の配当が生まれた19年高松宮記念

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2025年03月18日 07:30  netkeiba

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大波乱となった19年の高松宮記念(19年3月撮影、ユーザー提供:ロデムマンボさん)
 近年は荒れ模様の高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)だが、レース史上最高配当が飛び出したのが6年前の19年だった。勝ったのは福永祐一騎手が騎乗したミスターメロディ。3番人気→12番人気→17番人気の順で決まり、3連単が449万7470円の大波乱となった一戦を振り返る。

 前年の高松宮記念とスプリンターズSを制したファインニードルが、年明け早々に引退を発表。横綱不在の中で迎えた春のスプリント王決定戦だった。1番人気は重賞連勝中のダノンスマッシュで2.5倍。2番人気はオーシャンS覇者のモズスーパーフレアで4.1倍。この2頭が一歩リードする形で、以下はミスターメロディ、ロジクライ、レッツゴードンキまでが単勝オッズ1桁台だった。

 レースはセイウンコウセイの逃げで幕を開けたが、これをモズスーパーフレアが3角でかわして先頭に立つ。ダノンスマッシュとミスターメロディは好位から。ロジクライは中団。レッツゴードンキは後方で脚をためた。直線に向いてモズスーパーフレアが失速すると、セイウンコウセイが先頭に立つ。外からダノンスマッシュが食い下がるが伸び切れない。かわって内から脚を伸ばしたのがミスターメロディだ。福永祐一騎手の3番枠を生かしたロスのないレース運びが奏功。前年のファルコンS以来となる勝利が、嬉しいGI初制覇となった。2着は12番人気のセイウンコウセイ。3着には17番人気のショウナンアンセムがイン強襲で浮上し、3連単はレース史上最高配当となる449万7470円となったのだった。

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