DeNA・小園健太 (C)Kyodo News 14日の楽天とのオープン戦で1−0の完封勝利を挙げたDeNA。3番手としてマウンドに上がり、3回を無失点で完封リレーを完成させた一員となった小園健太に関して、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説陣が今シーズンのポジションに言及した。
まず解説として出演した谷繁元信氏は「3イニング投げたんですけど、1イニング目はやけに変化球が多いなと思ったんですよ。カーブから入って、スライダー使って、まっすぐ見せて、変化球で勝負っていう。昨年もほとんど投げてないですけど、ストレート主体で変化球みたいな感じが、ちょっとイメージを変えたピッチング内容だったんですね。でもね、2イニング目からはストレートをしっかり使いながら、今度は変化球と。だから、なんか自分の投球スタイルを作っていこうとしてるんだなっていうのがすごく感じられて」と意図を持ったピッチングを高評価。
さらには「どこで投げるかっていうとこだと思うんですよね。ベイスターズの場合、先発はかなりいるんです。そう考えると、中継ぎに置いて、あとはその長いニング投げれる中継ぎ要員として最初は入っていくんじゃないかなと思います。小園もやっぱり結果が出せてないんでね、本人もねなんとかこの中に入っていきたいっていう思いが強いと思いますね」とロングリリーフでの生き残りにかけているのではと推測した。
もうひとりの解説者の佐伯貴弘氏は「年々この球速、球威が上がってきてる中で、このベイスターズの中継ぎ陣のどこに入れるのか。谷繁さんがおっしゃったような、長い回数を投げられる中継だと、今までだったら中川虎大選手がその役目を果たしてたんですけども、そこにちょっと負担がかかってたものを、2人で分担できれば、また戦い方っていうものが変わってくると思いますね」とビハインドからのイニングイーターでチームに貢献する役割に期待した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』