
■MLB開幕シリーズ第1戦 カブスvsドジャース(18日、東京ドーム)
カブスの今永昇太(31)がドジャースとの開幕シリーズでメジャー初の開幕投手で登板し、4回ノーヒットに抑えるもメジャーで自己ワーストの4四球を与え降板。球数は69球、2つの三振を奪い大谷との対戦は二ゴロ、二直と2打席とも凡打に打ち取った。
今永はルーキーイヤーの昨季チーム最多15勝(3敗)、防御率2.91の好成績を残した。前日17日には「どれだけお客さんがたくさん入ろうと、そうでない試合だとしても、自分のやらなければいけない仕事っていうのは変わりはない」と冷静に話した今永。メジャー史上初となる開幕戦東京シリーズで日本人投手同士の投げ合いには多くの観客が集まった。
1回表、いきなり1番の大谷翔平(30)との対決、通算成績は5打数無安打1三振と今永が抑え込んでいる。1球目は150キロ・ストレートでストライクを取るとカウント1ー1から149キロ・ストレートで二ゴロに仕留めた。エドマン(32)を一飛、T.ヘルナンデス(32)をスプリットで空振り三振とわずか9球で抑える立ち上がり。
今永は2回、スミス(29)とマンシー(34)にともにフルカウントから連続四球で無死一・二塁のピンチを招くがE.ヘルナンデスを一飛、コンフォート(32)を三邪飛、ロハス(36)を左邪飛と全てフライアウトに打ち取る。
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カブス打線はドジャース先発・山本由伸(26)に2回1死からスワンソン(31)が中安打から2死二塁とするとアマヤ(26)が右中間にタイムリーツーベースを放ち1点を先制。
今永は3回1死から第2打席の大谷をカウント2ー2からスライダーで強烈な当たりも二直に封じ、エドマンを三ゴロに打ち取り3回まで50球を要する。
今永は4回、先頭のT.ヘルナンデスに四球もスミスを二飛、マンシーにMLBで自己ワーストとなる4つ目の四球を与え1死一・二塁とするとE.ヘルナンデスを中飛、コンフォートを左飛に抑えてるがこの回まで69球を投げる。