四宮義俊の長編アニメに入野自由、岡部たかしが出演 主人公の兄と父をそれぞれ演じる

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2025年03月19日 08:07  コミックナタリー

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左から入野自由、帯刀千太郎のキャラクタービジュアル、岡部たかし、帯刀榮太郎のキャラクタービジュアル。
日本画家、アニメーション作家の四宮義俊が原作・脚本・監督を務める初の長編アニメ「花緑青(はなろくしょう)が明ける日に」に、入野自由、岡部たかしが出演する。

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今年、全国公開される「花緑青が明ける日に」。土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店を舞台に、そこで育った若者たちと、幻の花火“シュハリ”をめぐる2日間の物語が描かれる。蒸発した父に代わって、“シュハリ”を完成させるため花火作りに没頭する帯刀敬太郎に萩原利久、東京で暮らす敬太郎の幼なじみ・式森カオルに古川琴音が声をあてる。

入野が演じるのは、“チッチ”という愛称を持つ敬太郎の兄・帯刀千太郎。幻の花火を追い求めて奮闘する敬太郎や地元を離れて東京で将来への道を模索しているカオルと異なり、地元の市役所に勤めるお堅い役どころだ。そんな彼だが、敬太郎とカオルの花火への情熱に徐々に影響されてゆく。

また声優初挑戦となる岡部が演じるのは、今は消息不明になっている敬太郎の父親・帯刀榮太郎。花火職人として帯刀煙火店を率いていた彼の残した言葉や資材、考え方は、時を超えて敬太郎や古川演じるカオルの運命を大きく変えていく。この発表に合わせ、入野、岡部からはコメントが到着した。

■ 入野自由(帯刀千太郎役)コメント
四宮監督初の長編アニメーションに参加できる事を大変光栄に思っています。
この作品のオーディションの資料を拝見した時に感じた、作品から漂う空気感に一瞬で心惹かれました。
収録はとても大変でしたが、特別な時間でした。
監督の求めるモノを掴み取り、自分から湧き出る表現や感覚、そして、主演であるお二人のお芝居とひたすらに向き合っていた気がします。
どんな作品に仕上がっていくのか、僕自身とても楽しみです。
他にはない、この作品でしか観られないモノが! 感じられないモノが!
確かにあります。

■ 岡部たかし(帯刀榮太郎役)コメント
お前は顔はあれやけど、声はけっこうあれやから、そういう仕事あるんちゃうか。と、家族や友人たちに言われ続けて早ウン十年。ついに、初めての声優のお仕事が!!
したところ、感情を出そうとすると動きに合わず、動きに合わせようとすると感情が追っつかず難儀することに。それやこれらも新鮮で、良い経験をさせていただきました。
日本画家でもある四宮監督の美しい色彩。スクリーンで観たらきっと圧倒圧巻だろうな。是非劇場で!

■ 長編アニメ「花緑青(はなろくしょう)が明ける日に」(英題:「A NEW DAWN 」)
2025年全国公開

□ スタッフ
原作・脚本・監督:四宮義俊
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所)
作画監督:浜口頌平
美術:馬島亮子
音楽:蓮沼執太
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース/スタジオアウトリガー/Miyu Productions
配給:アスミック・エース

□ キャスト
萩原利久、古川琴音、入野自由、岡部たかし

(c)A NEW DAWN Film Partners

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