SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2024年7月に投稿され話題になった「ギャグみたいなビジュアルになった新紙幣」について、投稿者にお話を聞きました。
●新紙幣を財布に入れたら……
2024年7月当時、発行されたばかりだった新紙幣。北里柴三郎の肖像が採用された新1000円札を、投稿者さんは新しく購入した「コム・デ・ギャルソン」の財布に入れてみました。
黒のレザーにシルバーのハトメをあしらったL字型財布に、新1000円札を収納すると……北里柴三郎の顔がこんにちは! 穴の大きさや位置があまりにもパーフェクトで笑ってしまいます。
|
|
このビジュアルは笑いを呼び、記事執筆時点で189万回表示を突破しています。Xでは、黒の財布を画面に見立て「昭和アニメのオチかな?」「『もうこりごりだ〜!』って小さくでてくる一昔前の演出に見えてきた」と大盛り上がり。他にも「1人用の脱出ポッドだ」「脱出ポッドに1人乗せられ離れゆく母船を見送ることしか出来ない北里柴三郎じゃん」と、切ない映画のワンシーンを連想する声も続々と上がっていました。
思わず笑ってしまうまさかの状況。ねとらぼ編集部では、当時の心境などについて投稿者さんに話を聞きました。果たして、今も財布からは北里柴三郎がのぞいているのでしょうか――?
●まさかのシンデレラフィットに「狙ってたかのようにピッタリ」
―― 新紙幣の肖像が、財布のデザインにぴったりフィットしたときの心境を教えてください。
投稿者さん:試す前からロケットの窓みたいであそこから顔が出たら面白いだろうなと思っていたのですが、実際にやってみたら狙ってたかのようにピッタリで笑ってしまい、誰かに共有したくて思わずXに掲載してしまいました。
|
|
―― 投稿後、こちらの財布は北里柴三郎がのぞいている状態で使用されたのでしょうか? もしそうでしたら、使用中の心境や周りからの反応など、エピソードがございましたらぜひ教えてください。
投稿者さん:しばらくはお札の顔が見える状態で使っていたので顔見えてる(笑)というリアクションをしてもらえたのですがネットほどの反応はなく、顔が見える向きでお札を入れるとやや取り出しにくいので今は顔が見えない向きで使用しています。顔は見えなくてもお財布自体を褒めていただくことは多いです。
―― 投稿がバズったときの心境を教えてください。特に印象に残っているコメントは何かありますか?
投稿者さん:まさかここまでバズるとは……というのが正直な感想です。テレタビーズの太陽みたいというコメントが多く、世代ではないので知らなかったのですが調べてみたら確かに似ていたのでコラージュ画像作って遊んだりしたのも楽しかったです。いわゆるインプレゾンビがほとんど湧かなかったのも意外だなと思いました。
画像提供:Xユーザー
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。