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19日に日本テレビ系で生中継されたMLB開幕シリーズ、カブス−ドジャース第2戦の視聴率が21日に発表され、世帯平均29・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。個人は18・6%。瞬間最高は大谷翔平投手(30)が今季1号本塁打を放った午後8時半で33・7%だった。
注目度の高さが数字に表れた。30%の大台を超えた18日に続く高視聴率。視聴傾向も変わりつつある現代で30%越えは珍しく、昨年超えたのは年末のNHK紅白歌合戦のみ。2戦とも、同じく日本テレビ系で中継された今年の箱根駅伝(往路27・9%、復路28・8%)なども上回った。スポーツ中継では、テレビ朝日系で42・4%を記録した23年3月WBC決勝「日本−米国」以来の高数値となった。
ドジャースでは大谷のほか、山本由伸、佐々木朗希の両投手がそれぞれの試合で先発。カブスも今永昇太投手が開幕戦で先発マウンドに上がり、鈴木誠也外野手もDHでフル出場した。日本選手が多く出場したことも数字を後押し。18日の第1戦も世帯平均31・2%、瞬間最高は35・7%に達した。日テレ関係者も「良い結果となりよかったです」とホクホク。チケットは2戦とも入手困難だったように、テレビでの注目度も絶大だった。
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