【ファルコンS予想】NHKマイルCの前哨戦 1番人気が不振で難解な一戦

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2025年03月22日 06:35  netkeiba

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ファルコンSに出走予定のモンドデラモーレ(撮影:下野雄規)
 NHKマイルCを頂点とする3歳マイル路線に組み入れられている短距離重賞だが、過去10年間でこのレースから直接NHKマイルCへと挑んだ馬は【1-0-2-19】。過去10年間で上がり3ハロン最速馬は【5-1-2-4】だが、1番人気馬は【0-3-1-6】。まだ能力比較が難しい時期のレースだけにつかみどころがないレースだ。

 ◎モンドデラモーレはジュニアカップ2着。この時は約4か月ぶりの実戦で馬体重がプラス20kg。初めて経験する速い流れに戸惑うどころか、ハミを噛みながらの追走となったが、それでも最後はしっかり伸びて上がり3ハロンは勝ち馬と同タイムで2着を確保した。東京競馬場芝1800mのデビュー戦は残り200mで抜け出し最後は11.2秒。札幌2歳Sはやや折り合いを欠きながらも最後までしっかりと走り切った。強い前進気勢から距離短縮を味方に出来そうだ。

 〇クラスペディアはクロッカスS優勝馬。このレースは前後半の4ハロンが49.3秒〜46.2秒という前残りのペースだったが最後の2ハロンを10.8秒、11.0秒でまとめたのは優秀だった。それが自身にとっての初勝利ではあったが、小倉競馬場芝1200m新馬戦、小倉2歳Sはいずれもエイシンワンドの2着だから力はある。逃げなくても競馬が出来る馬で強いメンバー相手の方が自分の競馬がし易いかもしれない。

 ▲トータルクラリティは新潟2歳S優勝馬。強烈な瞬発力を披露したデビュー戦も強かったが、逃げ、先行馬が総崩れとなるペースを早めに追い上げ、最後は差し返した新潟2歳Sは中身の濃いレースだった。前走の朝日杯FSは中盤でペースが緩み、この馬向きのペースにならなかった。今回の距離短縮はプラス材料と判断したい。

 △パンジャタワーは京王杯2歳S優勝馬。このレースは前後半の4ハロンが全く同じというペースだったが、中団からメンバー最速の末脚で前をとらえた。前走の朝日杯FSはダッシュ良く飛び出して折り合い重視でポジションを下げたが、脚がたまらなかった印象だ。左回りの1400mで改めて期待したい。朝日杯FSは不本意な競馬となってしまった△ニタモノドウシとサウジアラビアRC2着の△タイセイカレント。最後に距離短縮で持ち味を発揮した△シルバーレインはぜひとも抑えたい1頭だ。

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