
包丁で野菜を細かくカットするには慣れと技術が必要ですが、ピーラーやスライサーを使えば誰でも簡単にカットすることができます。
さまざまな種類のピーラーがありますが、中でも貝印の「SELECT100 細せん切り器」は仕上がりが良くおすすめのアイテムです。
そこで今回は、貝印の「SELECT100 細せん切り器」の使い心地をレビューします。ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
●クオリティへの安心感が抜群の「貝印」
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サラダに使用する野菜は、食感の良さや食べやすさ、消化を良くするためにもできるだけ細かくカットしたいところ。しかし、包丁さばきがそこまで上手ではない筆者は、ニンジンのカットに時間がかかるうえ、そこまで細かくすることもできずに苦労していました。そこで購入したのが、貝印の「SELECT100 細せん切り器」です。
貝印の製品を選んだのは、爪切りやカミソリなど「刃」のものなら貝印のものがクオリティが高いという安心感があったから。購入後、早速本体の刃の部分を見るとかなり細かく、切れ味が良さそうだなと期待が高まりました。
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●あっという間に野菜を細かくカットできる
使い方は一般的なスライサーと同じです。ボウルなどの上に本体を置き、野菜を滑らせていきます。本体が緩い“くの字”型の形状をしているのでボウルにフィットしやすいです。
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野菜を前後に往復するように滑らせていくだけで、そこまで強い力をかけなくても削れていきます。途中ひっかかることもありますが、そこまでストレスに感じるほどではありません。
想像していた以上に細かくなります!
カットが終わりボウルを見てみると、レストランやお惣菜売り場で購入したサラダのような細かさになっていました。これほどの細さとふわふわとした触感は、包丁では再現できないクオリティです。
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●気になる「目詰まり」はほとんどない!
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かなり細かくカットできるのはうれしいのですが、気になるのは刃への目詰まりです。
細かい分、詰まった野菜を取り除くのは大変そうだな……と思っていたのですが、驚くべきことにほとんど野菜が刃に詰まることはありませんでした。付着していても水で簡単に洗い流せます。
●仕方がないけど気になること
プロ級に細かい野菜のカットができることは気に入っていますが、使用中にかなり飛び散るのは気になりました。しかし、これはどのピーラーやスライサーでも起こることですし、仕方がないのかもしれません。刃の下に箱型に受け皿があるもの以外はこの「飛び散る問題」は避けられないかもしれませんね。
もう一点気になったのが、使用後の色素沈着です。特にニンジンをカットしたあとは、かなりしっかりと色がついてしまいます。確かにパッケージには「にんじんなど、食材によってはプラスチック部が食材の色素で色が変わることがありますが、害はありません」と記載がありました。衛生上問題はなさそうですが、やはり気になります。
洗剤で洗っても落ちにくいことも悩ましいところです。漂白剤で10〜20分ほどつけ置きをすれば落ちましたが、毎回は少し手間がかかります。
色移りは気になりますが、目の粗さが異なる千切り器も欲しくなってしまうほど使いやすい、貝印の「SELECT100 細せん切り器」。公式サイトでは、1760円(税込み)で販売されています。