
前回からの続き。私は62歳の主婦。先日定年を迎えた夫と2人暮らしです。1人娘のナナ(30代)は、ミチタカさん(30代)と結婚し、男の子(ダイキ・3歳)が誕生しました。夫は昔気質の人で、怒りっぽい性格。娘とはソリが合わず、娘は就職を機に家を出てからうちへは寄りつきませんでした。しかしダイキが生まれてからは定期的に帰ってきてくれるようになりました。それなのに、夫のダイキへの暴言が原因で、娘と夫が衝突し、ダイキになかなか会えなくなってしまいました。




「それなら離婚したらいいのに」なんて娘は言いますが、長年連れ添ってきて今さら離婚なんて現実的ではありません。母が存命のとき、夫の愚痴をよくきいてもらったものですが、「離婚だけはダメよ」と言われたのも心に強く残っています。





娘はああ言えばこう言います。本人には言えませんが、頑固なところが夫に似ている気もします。おまけに過去の恨みつらみまで話しはじめました。間に挟まれた私の気持ちも考えてほしいです。「お父さんが折れるわけないんだから、あなたが折れてくれないと前には進まないのよ」私がそう言うと娘の顔つきが変わりました。


頑固な夫には長年苦しめられてきましたが、まさか娘もここまで頑なだとは思いませんでした。娘が家を出るまではなんでも言うことをきいてくれていたのに。
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娘も夫に似ているところがあるとはいえ、もうちょっと可愛げをもって柔軟に対応してほしいものです。
【第5話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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