集まれ!バイク乗り 大阪モーターサイクルショー2025 国内初展示BMWのM1000RRに注目!

2

2025年03月22日 15:10  まいどなニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

まいどなニュース

BMWのホモロゲーションモデル。完全にレーサーですよね

 関西のバイク乗りに春を告げる恒例のイベント、大阪モーターサイクルショー。41回目を迎える2025年も、いつも通りインテックス大阪で開催されています。3月21日から23日までの3日間、大阪南港エリアはバイク乗りで溢れます。初日の様子をお届けします。

【写真】クールなカワサキ…これ絶対速いやつですやん

 暑さ寒さも彼岸までといいますが、春分の日の翌日、21日の大阪はよく晴れて、上着も要らないくらいの暖かさ。いよいよバイクシーズン突入、そんな気分をますます盛り上げてくれる恒例イベントです。

 入場ゲートをくぐると、バイク乗りのパラダイス。とりあえず1号館、ホンダからゆっくりじっくり見て回ります。

 最初に目に付くのは電動過給器付きV型3気筒エンジン。EICMA2024(ミラノショー)で公開されたものですが、その美しさとコンパクトさは印象的です。過給器を電動で回すということは、おそらくターボに比べて熱やレイアウトの問題がクリアになると同時に過給をコントロールしやすいでしょうし、ターボラグの解消にも繋がりそうな気がします。現状はまだセンター部分のフレームだけなのでどんなバイクになるのかわかりませんが、メーカー発表では新規開発中の大型二輪車を想定しているとのことなので、近い将来製品として登場するのかもしれません。とても楽しみです。

 開場した時点ではベールがかけられていたCB1000Fコンセプト。本日、世界初公開のモデルです。まさにCB、といった雰囲気をまとっていて、とても心を惹かれました。

 そして、これもEICMAで公開されたEV FUN コンセプト。内燃機関を使ったこれまでのバイクのスタイルを離れ、さらにバッテリーを露出させたデザイン。2025年にも市販されるともいわれていますが、BMWの CE-02辺りのライバルになるのでしょうか。

 続いてカワサキのブースです。国内導入予定のNinja 1100SX SEなどが並んでいて、奥にはビモータの姿も見えます。Tesi H2 TERAをはじめ、今回初公開の3つのモデル。どれもかなり雲の上というか身近で見かけることはなさそうですが、一体どんな乗り味なのかとても興味をかきたてられます。

 スズキのブースには、EICMAで発表されたDR-Z4Sが展示されていました。電子制御アクセルやチタンバルブなど、最新装備の400ccトレールバイク。これは気になりますね。

 ヤマハブースでは、市販予定車のR9をはじめ、もしかするとWR155が国内販売?、と本日の展示で話題になってる謎の多いトレールバイクなど、これからいろいろ明らかになっていくのが楽しみな車両が並んでいました。

 輸入車で今回注目は、国内初の展示になるBMWのM1000RRでしょうか。見るからに普通じゃないフロントのウイングレットが大迫力です。218馬力で最高速は314km/hなんだそうです。すごいですね。

 さて、ここまで大きなメーカーのブースを歩いてきましたが、大阪モーターサイクルショーの楽しみはそれだけではありません。むしろ小さな展示の中にこそ面白いものが隠れているのです。

 まず惹かれたのが、レブル250のトライクに牽引されたミニマルなサイズのキャンピングカー(?)。いや、トランクなんですが窓があるんですよね。サイズ的には「大人が余裕で寝られる」とのことですが、これは夏場は暑くて寝られないと思うのであくまで緊急避難用でしょうか。量産された際には70万円ほどになりそうとのことですが、展示されているのは試作品で、やや仕上げが甘いので35万円、なんだそうです。お買い得ですね。

 これは何、と思ったのがアルミでできたミニチュアのシフトノブ。スーパーカーブームの頃に憧れたランボルギーニのようなシフトゲートに、いかにも精密そうなシフトノブが刺さっていて、とてもいい感じでカチカチと入るのです。精密な金属加工の技術で部品をワンオフで製作してくれるGO-INのブースでした。いわゆる旧車と呼ばれる年式のバイクに乗る筆者も、いずれお世話になるかもしれません。

 いつも大きな目立つ袋を配られているSPHERE LIGHTブースに展示されていた妙に小さいCBX400は、実はAPE50でした。エンジンは4気筒っぽいですが、実は単気筒エンジンにアルミ製のカバーを左右から取り付けているそうです。また、4本のエキパイも3本はダミーで、1本だけ本物。懐かしいインボードディスクとか、作り込みが尋常じゃありません。素晴らしいです。

 100人乗っても大丈夫な稲葉製作所のブースには、バイクガレージに特化したアルシアフィットという製品が展示されていました。ガレージはホント、バイク乗りの憧れなんではないでしょうか。置き場所があれば筆者もいつか……。

 そして最後、毎年派手なカブが楽しみなはっぴいえんどプロジェクト。今年も安定の素晴らしさです。またぜひカブ耐久レースを観戦に行きたいと思います。

 以上、こんなに楽しい大阪モーターサイクルショー。日曜日はさらに、野外会場で白バイとトライアルのデモ走行もあります。予報では天気もいいようですし、ぜひお出かけください。

(まいどなニュース特約・小嶋 あきら)

動画・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • ええ歳して喧しい単車に跨ってイキってる老害は四んでくれ🤣🤣🤣チョッパーとハーレーは特にな🤣🤣🤣白人至上主義者の乗り物に差別の対象が憧れてどないすんねん🤣🤣🤣
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングトレンド

前日のランキングへ

ニュース設定