
プロボクシングのヘビー級元世界王者ジョージ・フォアマンさんが21日、亡くなりました。76歳でした。
フォアマンさんは、1949年にアメリカ南部テキサス州で生まれ、19歳の時にメキシコシティーオリンピックでボクシング・ヘビー級の金メダルを獲得した後にプロデビュー。24歳でヘビー級の世界王座に就きました。
初めて負けた試合は、1974年の元王者モハメド・アリさんとの対戦で、予想を覆し、アリさんが勝利したことから試合は「キンシャサの奇跡」とも呼ばれています。
その後28歳で引退し、キリスト教の聖職者になりましたが、自身が立ち上げた教会などのための資金を集めるため、10年後に、現役に復帰。
1994年、当時史上最年長となる45歳9か月で再び世界王者に返り咲きました。
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プロでの戦績は76勝(68KO)5敗で屈指のハードパンチャーとして知られました。
フォアマンさんは21日、家族に見守られながら亡くなったということで、家族はSNSに「彼は揺るぎない信仰、謙虚さ、そして目的意識に満ちた人生を送りました」と投稿しました。