オランダ戦の前半終盤に途中交代したクバルシ [写真]=Getty Images RFEF(スペインサッカー連盟)は21日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024ー25・準々決勝のオランダ代表戦に臨むスペイン代表メンバーから、DFパウ・クバルシ(バルセロナ)が離脱することを発表した。
UNL準々決勝ファーストレグが20日に行われ、オランダ代表のホーム『デ・カイプ』にて行われたゲームは、後半アディショナルタイムにMFミケル・メリーノ(アーセナル/イングランド)が挙げた劇的同点ゴールにより、2−2のドローで終わっていた。
クバルシは同試合に先発していたものの、前半終了間際の40分、負傷の影響でピッチ上に倒れ込む。自らの足で歩いてピッチを後にすることはできたものの、プレー続行は不可能で、今回が初招集だったDFディーン・ハイセン(ボーンマス/イングランド)との途中交代していた。
RFEFの発表によると、検査の結果、クバルシは右足首のケガが確認されたという。現時点で違和感を覚えている程度ではあるものの、一刻も早い回復のために、所属クラブのバルセロナに戻ることが決まった。
バルセロナとしては、16日に行われたラ・リーガ第28節、バルセロナがアトレティコ・マドリードを4−2で破った試合において、DFイニゴ・マルティネス、MFマルク・カサド(ともにバルセロナ)が負傷し、スペイン代表活動に不参加となることが決まっていた。この2名に加えて、クバルシもケガをしてチームに帰還することが決まり、ここまでは今後に向けて不安の残るインターナショナルマッチウィークとなっている。
スペイン代表がホーム『エスタディオ・デ・メスタージャ』にオランダ代表を迎えるセカンドレグは、23日に行われる予定だ。
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