【AnimeJapan 2025】『ヤマトよ永遠に REBEL3199』総監督、サーシャ→マザー・デザリアムの潘恵子キャスティングに隠された意図「正解は2年後」
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2025年03月22日 17:48 ORICON NEWS

潘恵子キャスティングの意図を明かす福井晴敏総監督(一番右) (C)ORICON NewS inc. AnimeJapan 2025『宇宙戦艦ヤマト』放送開始50周年記念ステージが22日、東京ビッグサイトで行われ、福井晴敏総監督が登壇。潘恵子をキャスティングした意図について明かした。
【写真】AnimeJapanに登場!『宇宙戦艦ヤマト』サーシャ役を親子で継承した潘親子 イベントにはほかに本作でマザー・デザリアム役を演じた潘恵子、サーシャ役を演じた潘めぐみ、アニメ特撮研究家の氷川竜介氏が登壇。福井総監督は「ネタバレにならない範囲で先のことを話すってのは、こんなに難しい作品もなかなかないんですけど」とし、「たとえば、(サーシャは)元祖萌えキャラだったかも」と持論を展開。氷川氏も同意する。
福井総監督は「萌えキャラっていう部分でのつかみの部分と、人間性の部分、そこにさらに現代性を加味してっていうところで、結構複雑なキャラクターに仕上がっています」とサーシャというキャラクターを説明。
さらに、「なぜかつてサーシャ役だった潘恵子さんをマザー・デザリアムというある種”敵のボス”に据えたのか。最終回のマザー・デザリアムの最後のセリフを聞くと『ああ』と」とキャスティングに隠された秘密があることを告白。すかさず潘めぐみが「もう最終回の話して大丈夫ですか!?」と焦ってツッコミを入れても、福井総監督は「みなさんご存じないでしょ。俺はその最後の一言のために(潘恵子を)お呼びしました」とニヤリ。「答え合わせは2年後?来年くらいかも。ちょっと俺もその辺よくわかってない」とマイペースに明かしていた。
本作は、『ヤマトよ永遠に』と『宇宙戦艦ヤマトIII』を原作に、新解釈を加えて再構成した『宇宙戦艦ヤマト2199』シリーズ最新作。全7章を全国劇場上映する。『第三章 群青のアステロイド』は、4月11日より上映される。
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