<卓球Tリーグ:木下アビエル神奈川−日本ペイントマレッツ>◇23日◇東京・代々木第二体育館◇プレーオフ女子決勝
レギュラーシーズン2位の神奈川・平野美宇が第3試合に登場し、同1位の日本ペイント・佐藤瞳に3−0(11−6、11−7、11−9)でストレート勝利した。
カットマン相手に緩急を織り交ぜながら、広角に強い球を打ち分けた。第3ゲーム(G)では2−5から5連続得点で逆転。最後は1ゲームの時間が10分を経過したため、10−6から「促進ルール」が適用されて3連続失点したが、何とか勝ち切った。
平野は「順調な試合だったが、まさか10−6から促進ルールになるとは。すごいタイミングだと思った」と振り返りつつ「最後は冷静に勝つことができてよかった」と胸をなで下ろした。
これでチームの成績は2勝1敗。2季ぶり2度目の優勝まであと1勝とした。
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◆促進ルール レシーバー(サービスを受ける選手)が13回返球すると、レシーバーのポイントとなる。サービスも1本交代に変更。試合が長引くことを防ぐための規定。
◆Tリーグのチームマッチの試合方式 シングルス3試合、ダブルス1試合の計4マッチ方式が採用されており、シングルスは5Gマッチ、ダブルスは3Gマッチ。各試合の最終ゲームは6−6からスタートする。先に3勝したチームが勝利。第4試合終了時に同点の場合は、1ゲーム(11ポイント)のみによるビクトリーマッチで勝敗を決定する。
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