【バレーボール】鍋谷友理枝 引退セレモニーに感涙「これが最後だと思うと寂しい」

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2025年03月23日 20:50  TBS NEWS DIG

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■バレーボール・大同生命 SV.LEAGUE 女子 クインシーズ刈谷ーヴィクトリーナ姫路(23日、刈谷体育館)

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クインシーズ刈谷がホーム最終戦を行いヴィクトリーナ姫路と対戦。セットカウント1ー3(25ー15、21ー25、20―25、20ー15)で惜しくもホームゲームを勝利で飾ることは出来なかった。

この試合は、今季で現役引退を発表している鍋谷友理枝(31)にとって最後のホームゲーム。鍋谷は全セットで途中出場を果たし、笑顔でコートを駆け回った。リリーフサーブで出場すると代名詞と言われる”招き猫サーブ”を披露し、集まった多くのファンを喜ばせた。

試合後には引退セレモニーが行われ、春の高校バレーで史上初の3連覇時の監督・相原昇氏やデンソー時代の監督・山口祐之氏、幼馴染のSAGA久光スプリングス大竹里歩(31 )からのサプライズ動画が流れると涙を浮かべ「今日は試合に負けてすごい悔しかった。こういう悔しさを味わえることは残り少ないと思うと寂しくなりました。たくさんの方にご声援いただき幸せです」と挨拶。サプライズで元チームメイトで同期入団の橋本涼加(31)や夫の広樹さんが花束を贈呈するなど会場は終始温かい拍手と涙に包まれた。

試合後の会見では「13年間この世界でやってきて、最後までトップリーグで戦うことができて本当に嬉しかった」と現役生活を振り、今後に向けては「これからの子たちや、小さい子だったり、今現役で続けている選手をサポートしていけたらいいと考えているので、まだはっきりとは決まっていないんですけど未来のバレーボール選手の為に少しでも役に立ちたい」と話した。
※写真は鍋谷選手(左)と今季で引退を発表しているヴィクトリーナ姫路の井上愛里沙選手(右)


■鍋谷友理枝(なべや・ゆりえ)
1993年12月15日生まれ31歳。東九州龍谷高校時代、史上初3連覇達成。2012年デンソー入団。2013年日本代表初選出。2016年リオ五輪5位。2021年 PFUブルーキャッツ(現PFUブルーキャッツ石川かほく)入団。2023年 Vリーグ栄誉賞受賞 トヨタ車体クインシーズ(現クインシーズ刈谷)入団。24/25シーズンをもって現役引退を表明している。

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