<卓球Tリーグ:木下アビエル神奈川3−1日本ペイントマレッツ>◇23日◇東京・代々木第二体育館◇プレーオフ女子決勝
レギュラーシーズン2位の神奈川が2季ぶり2度目の優勝を飾った。
同1位の日本ペイントを3−1で撃破。4月から女子の日本代表監督へ就任するため、今季限りで退任する中澤鋭監督の花道を飾った。第4試合で優勝を決めた木原美悠は「中澤監督が最後だったので優勝できて良かったです」とほほ笑んだ。
ダブルスの第1試合は落としたものの、第2試合ではパリオリンピック(五輪)代表の張本美和が躍動。カットマンの橋本帆乃香に苦しむも3−1で勝利し、チーム成績を五分に戻した。
第3試合では同じくパリ五輪代表の平野美宇が登場。強打で押し切り、3−0のストレートで王手をかけた。
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第4試合では木原が土壇場から驚異の勝負強さを発揮。世界ランキングで日本勢3番手の8位につける大藤沙月に2ゲームを先取されながら、第3Gから3ゲーム連続で奪い返した。大逆転勝ちで優勝を決めた。
敗れた日本ペイントは第1試合を制したが、シングルスによる第2試合以降はふるわず、初優勝に届かなかった。
◆Tリーグのチームマッチの試合方式 シングルス3試合、ダブルス1試合の計4マッチ方式が採用されており、シングルスは5Gマッチ、ダブルスは3Gマッチ。各試合の最終ゲームは6−6からスタートする。先に3勝したチームが勝利。第4試合終了時に同点の場合は、1ゲーム(11ポイント)のみによるビクトリーマッチで勝敗を決定する。
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