
■世界室内陸上競技選手権大会 最終日(日本時間23日、中国・南京)
男子110mハードル日本記録保持者の泉谷駿介(25、住友電工)が走幅跳に出場し、8m21をマークし4位に入った。日本勢では津波響樹(27、大塚製薬)が7m13で13位。
今大会は本業のハードルではなく、走幅跳にエントリーした泉谷。日本を出発する際には
「8m27の東京世界陸上の標準を突破して3番以内に入りたい」と今大会の目標を掲げ、「9月に開催の東京世界陸上では「2種目で出場して、2種目でメダルをとる」と“二刀流”での出場へ意気込んでいた。
2024シーズンは走幅跳でも日本リスト2位(日本歴代10位)の8m14を記録していた。まずは1回目に7m59をマークすると、2回目は自己ベストとなる8m21で4位に浮上した。上位10人に残り3回目をパスした。
4回目で8人、5回目で6人と徐々に人数が減っていく中、泉谷はその後4回目を7m72、5回目を棄権し、競技を終えた。それでも前回覇者で五輪連覇のM.テントグル(27、ギリシャ)の8m14を上回る4位入賞と大健闘。優勝はイタリアのM.フルラニ(20)が8m30で制した。
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