高松宮記念に出走予定のママコチャ(c)netkeiba まだまだ衰えはないママコチャが2つ目のGIを奪取する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/30(日) 高松宮記念(4歳上・GI・中京芝1200m)
ママコチャ(牝6、栗東・池江泰寿厩舎)の前走・オーシャンS。GIII級のメンバーなら勝って当然と言えば当然だが、正攻法の競馬から前にいる馬たちを負かしに行っての差し切り勝ちは能力、根性があってこそ成せる業。6歳の牝馬だが、まだまだ能力は健在。思えば初GI奪取の一昨年のスプリンターズSで負かした2、3着馬はマッドクールにナムラクレア。この2頭が昨年の高松宮記念で1、2着。復調成った今なら久しぶりのGI制覇も十分だ。鞍上は川田将雅騎手。
デビュー以来、安定感抜群の成績を示すサトノレーヴ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)。唯一掲示板の圏外は初めてのGI挑戦だった昨年のスプリンターズSだったことを考えると悲観する内容ではなく、むしろコンマ4秒差なら上出来。前走は香港の快速馬カーインライジングに小差と大健闘。相手なりに走れる強みがあり、ここでも好勝負は必至。鞍上はJ.モレイラ騎手。
その他、前走で復調気配が窺えた昨年の勝ち馬マッドクール(牡6、栗東・池添学厩舎)、昨年のスプリンターズSの覇者ルガル(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)、実績上位のナムラクレア(牝6、栗東・長谷川浩大厩舎)、末脚鋭いカンチェンジュンガ(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)、勢い十分のビッグシーザー(牡5、栗東・西園正都厩舎)、ママコチャを負かしているトウシンマカオ(牡6、美浦・高柳瑞樹厩舎)らが春風吹き荒ぶ中京のスプリント戦線で激突する。発走は15時40分。