最新の高校生向け電動自転車は何が違う? ヤマハ発動機「PAS ULU」を現役学生が試乗レビュー

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2025年03月24日 11:20  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ヤマハ発動機は、2025年の新型モデルとして「PAS ULU」を3月21日より発売しました。スタイリッシュなデザインながら、機能性にもこだわった通学向け電動自転車「PAS ULU」。最新の通学用自転車は何が違うのか、実際に学生さんに体験してもらいました。


通学向けの新型モデル「PAS ULU」とは?


“気張らずに使えるファッショナブルでタフなモデル”をコンセプトに誕生した「PAS ULU」は、見た目だけでなく機能も求める高校生をターゲットに、通学時の使用や、長距離の利用にも最適で実用的な機能を兼ね備えた新モデルです。



カラーバリエーションは「マットカーキグリーン」、「マットダスティダークブルー」、「マットエクリュ」、「マットブラック2」の全4色展開と、男女共に使えるスタイリッシュなデザインを採用しています。



機能面での特徴は大きく3つあり、1つ目は、低重心でタフな印象を与える力強い新型骨太フレームを採用したこと。跨ぎやすさやデザイン性はもちろんのこと、バスケットやリヤキャリアなどの重量物を車体中心に寄せることで、操縦性を安定させたといいます。


2つ目は、頑丈でたっぷり入るワイヤーバスケットにしたこと。バスケットの上部をクランク形状にすることで、走行時に荷物が飛び出しにくく、見た目のボリューム感も軽減。バスケットの耐荷重を5kgにしたことで、部活動用の重い荷物でも問題なく持ち運ぶことを可能にしました。


3つ目は、安定して載せられるリアキャリアを搭載したことです。幅を広くすることで荷物を載せやすくなるほか、リヤキャリアを高い位置に配置したことで、リュックを背負ったまま乗車した際、リュック底面をリヤキャリアに載せやすく、肩にかかる荷物の重さを軽減できるといいます。また、リフレクターをリヤキャリア下に設置したことで、転倒時や駐輪場での外的損傷の機会も防ぎます。


そのほかにも、大型フィン付きリヤローラーブレーキを搭載したことで、長い下り坂でもブレーキの制動性が低下しにくく、乗る本人だけでなく親御さんも安心できるポイントも。実際の乗り心地を知るために、高校生と年代の近い現役の大学生に試乗してもらいました。

「ママチャリ感がない」機能性だけでなく見た目も大事


今回試乗するのは、毎日最寄り駅まで自転車で通学する大学生。高校生の頃は学校まで毎日自転車通学していたそうで、高校生の頃を思い出しながら試乗してもらいます。



「PAS ULU」の第一印象は、「マットな質感でママチャリ感がないのがおしゃれ」とスタイリッシュさを気に入ったよう。自転車選びで1番大切にしているのはデザイン性で、アップハンドルやカーキ×ブラックのスタイリッシュなデザインに魅力を感じている様子でした。


実際に乗ってみると、「安定感がある」と一言。骨太フレームについても「脚を高く上げないので、スカートでも乗り降りしやすいと思う」と前またぎがしやすく、制服着用時でも快適に乗り降りできそうです。また、「最近流行りの横長のスクールバッグでもバスケットが大きいから出し入れしやすい」とワイヤーバスケットの使いやすさにも納得していました。



走行してみると、漕ぎ出しからアシストがかかり、そのスムーズさに驚いた様子。「坂道ではいつも立ち漕ぎをしていたが、漕ぎ始めから軽くて座ったまま走れる」と電動アシスト自転車のパワフルさを実感していました。


運動部だった筆者は、部活の試合の時にスポーツバッグとボールを持って自転車で移動していたことを振り返り、「自分が学生時代に出会いたかった」と思うほど魅力を感じました。運動部でなくても教科書や水筒、お弁当、最近ではタブレットやPCを持参する高校生も多いので、重たい荷物を負担に思っている人をサポートしてくれそうです。



そんな高校生の通学を考えてつくられた「PAS ULU」。通学に電動アシスト自転車を考えている人は、候補のひとつに入れてみてもいいかもしれません。



吉川夏澄 よしかわかすみ アパレル、スポーツジムのインストラクターをなどを経験し、現在はOLライターとしても活動中。ファッションをはじめ、コスメ、スキューバダイビング、美食、辛いもの……など幅広い興味を記事として投稿中。 instagram : kassunne67 この著者の記事一覧はこちら(吉川夏澄)

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