イングランド代表で「10番」を背負うベリンガム [写真]=Getty Images イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、レアル・マドリード所属の同国代表MFジュード・ベリンガムについて言及した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
かつてドルトムントやパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシー、バイエルンなどを率いたトゥヘル監督は、昨年11月にイングランド代表の指揮官に就任した。現地時間21日には初陣となるFIFAワールドカップ26欧州予選・グループK第1節が行われ、アルバニア代表と対戦。代表デビューとなったマイルズ・ルイス・スケリーと主砲ハリー・ケインがネットを揺らし、2−0で白星発進に成功した。
24日にはラトビア代表とのグループK第2節に臨むイングランド代表。練習を目指す一戦を前にトゥヘル監督は、エースナンバー「10」を背負い、アルバニア戦でルイス・スケリーの得点をアシストしたベリンガムについて言及。「ジュードは我々にとって重要な選手だし、これからも重要な選手であり続けるだろう」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。
「彼は常に責任を喜んで引き受けてくれるが、チームのために全力を尽くすプレーヤーでもある。常に違いを生み出すことができ、我々はそれを最大限活かすための構造とスペースを見つける必要がある。彼と一緒に仕事ができて嬉しいよ。チームとしての構造の中で彼がより合理的にプレーし、同じかそれ以上の影響力を発揮できるようにするため、我々は彼のことをサポートしなければならない」
「主力選手たちが同じ方向を向き、同じリズムでプレーし、互いに助け合うことが重要だ。もう少し規律正しくプレーすることで、決定的な瞬間のためにより多くのエネルギーを蓄えておくことができるだろう」
ベリンガムの活躍にも期待がかかるラトビア戦は、日本時間25日の午前4時45分にキックオフされる。