去就注目のヴィルツ、レヴァークーゼンは約195〜212億円を要求か…バイエルン&マンCが熱視線

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2025年03月25日 11:43  サッカーキング

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今夏の去就に注目が集まるヴィルツ [写真]=Getty Images
 レヴァークーゼンがドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツとの契約延長に向けて動いているようだ。24日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在21歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やすと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算191試合で56ゴール63アシストをマーク。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは全公式戦を通じて18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝やDFBポカール制覇に大きく貢献した。

 昨今の際立った活躍から、国内外のメガクラブがこぞって関心を寄せているヴィルツ。現行契約は2027年6月末まで残されているが、今シーズン終了後の去就には大きな注目が集まっている。

 今回の報道によると、レヴァークーゼンは今夏に有効となる解除条項を盛り込んだ2028年6月末までの新契約を提示する見込みだという。クラブ側はすでに合意に向けた準備を整えているが、ヴィルツが決断を躊躇しているため、現時点では新契約締結に至っていないという。また、同選手が今夏に他クラブと交渉を行う場合、レヴァークーゼンは固定費として1億2000万ユーロ(約195億円)から1億3000万ユーロ(約212億円)程度を要求し、それを下回る金額では交渉に応じない可能性が高いと報じられている。

 なお、バイエルンとマンチェスター・シティがヴィルツを今夏のトップターゲットに据えている模様で、今後具体的な動きを見せる可能性が高いという。果たしてドイツの“至宝”とも形容される逸材は今夏に新天地を求めるのか、それともレヴァークーゼンに残留するのか。各クラブの動きに注目だ。

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