春の悩み「着る？着ない？問題」
三寒四温の季節がやってきました。冬物と春物を出したりしまったり、ちょっと悩ましい毎日ですが、それを楽しむチャンスでもあります。この時期のおすすめは、衣類を整理することです。それでは、早速見ていきましょう！1．とりあえず洗わないと虫食いやシミに…
本格的な衣替えはゴールデンウイークに行う人が多いもの。寒の戻りでまだ冬物が必要になるかもしれませんが、3月には一度全ての冬物を洗濯しましょう。冬物は夏物ほど洗濯する回数が多くないので、片付けるかどうか迷うものもまずは汚れを落とすことが大切です。汗や食べこぼし汚れをそのままにしていると、活発になった虫たちの格好の餌食になってしまうかも！ お酒などぱっと見て分からない汚れがシミの原因になることもあるので、できるだけ早めに対処することがポイントです。
2．洗ったら軽く整理してボックスへ
「もう一度着るかも……」と思う衣類は、とりあえず入れられる仮置きボックスを作ってそこに入れておくのがおすすめです。・小さめの収納ボックスに、衣類のほか、カイロなど冬だけ活躍する小物をまとめる
・厚さが微妙なコートは、クローゼットの「仮置きゾーン」に
・セーターのような厚いものは、大きめの収納ボックスに
このようなスペースを作ることで冬物と春物が混ざり合った状態が解消され、忙しい毎日の着替えがスムーズになります。結果的に、本格的な衣替えも楽に進められますよ。
3．迷ったときの心強いアイデア
衣替えを進めると、今シーズンも前のシーズンも使わなかったものに気付くことがあります。「いつか着るかも」と思ったけれど、着ないままでいる洋服もありますよね。そんなときは、サステナビリティを意識したサービスが助けになってくれるでしょう。|
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例えば、ファッションアプリ「XZ（クローゼット）」。持っている服を登録するとAIが日々のコーディネートを提案してくれるアプリです。着用回数を記録することで1着当たりのコスパを可視化してくれるので、処分のタイミングを客観的に判断できます。さらに、リユースショップのトレジャーファクトリーと連携した宅配買取サービスもあり、誰かに喜んでもらえるリユースにつながるのもうれしいポイントです。
・ZOZOTOWN「ファッションとサステナビリティ総まとめ」
ファッション通販サイト・ZOZOTOWNには「ファッションとサステナビリティ総まとめ」というページがあり、知って買うこと・長く使うこと・別れ方を考えるときに実際にどんなことができるのか、すぐに行動できるアイデアを教えてくれます。自分に合った方法を見つけられたら気持ちがスッキリし、次の買い物を考えるきっかけになるでしょう。
・パタゴニア「WORN WEAR」
「モノを長く使いつづけて全体的な消費を減らすこと」を目的とした、アウトドアブランド・パタゴニアのプロジェクト「WORN WEAR」。修理や買取サービスだけでなく、古着をリメイクして販売する「ReCrafted」の試みや中古ウエアの販売なども行っています。
・古着deワクチン
不要になった衣類やバッグ、靴などを回収してくれて、回収キット1点につき5人分のポリオワクチンが開発途上国の子どもたちに届けられる取り組みの「古着deワクチン」。回収キットの注文には税込2750円〜（2025年3月時点）の料金がかかりますが、利用者からは「手放す決心がついた」「ゴミとして処分するよりずっといい」などの声が多数寄せられています。古着を輸出、販売して現地で再利用するため、現地の雇用やビジネス創出にもつながるそうです。
このほか、衣類を回収に出すことでお得なサービスが受けられるものも。割引やポイント付与などいろいろなサービスがあるので、普段買っているブランドやショップを確認してみるのはいかがでしょうか。着ない服を手放す後押しをしてくれるなにかが見つかるかもしれませんよ。
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・GOLDWIN（THE NORTH FACEなど）：GOLDWIN製品以外のブランドでも回収。ダウンウエアは新たなダウン製品の原料となるリサイクルプロジェクトに。
・H&M：500円分のデジタルクーポンを付与。
春と秋は期間限定の衣類回収イベントも多い季節です。例えば、神戸市経済観光局とワールドは3月28日まで、「ワールド エコロモ キャンペーン×神戸市SDGs」という取り組みを行っています。お住まいの地域でなにかイベントがあるか、探してみてもいいですね。
今回ご紹介したことを参考に、暖かい春を楽しみながら衣替えを進めてみてくださいね。
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