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愛知県岩倉市で3月25日、防災行政無線の屋外スピーカーから「ゲリラ攻撃情報」が流れて市民を驚かせた。同市は「防災無線の保守点検時の誤動作によるもの」と説明し、謝罪している。
現地メディアなどの報道によると、25日の午後3時30分ごろに「ゲリラ攻撃情報、ゲリラ攻撃情報。当地域にゲリラ攻撃の可能性があります」という放送が2回流れたという。国が運営する全国瞬時警報システム(Jアラート)との連携作業中のミスとみられる。
Jアラートで伝達される情報には、自然災害に関する情報に加え、他国から攻撃を受けた際の警戒情報「国民保護に関する情報」がある。各自治体は、専用の衛星回線やインターネット(バックアップ)を介してJアラートを受信し、防災行政無線やスマートフォンの緊急速報メールなどを使って住民に警戒を呼び掛ける。
国民保護に関する情報には、「弾道ミサイル情報」「航空攻撃情報」「大規模テロ情報」、そして「ゲリラ・特殊部隊攻撃情報」が含まれる。これまでにも北朝鮮が発射した弾道ミサイルなどにより、国民保護に関する情報が発出されている。
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【訂正:3月26日12時15分 初出時に愛知県岩国市としていましたが、正しくは愛知県岩倉市です。おわびして訂正いたします】
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