UAE代表パウロ・ベント監督が解任　北朝鮮代表に勝利した約7時間後に発表

　UAE（アラブ首長国連邦）サッカー協会（UAEFA）は26日、同国代表を率いるパウロ・ベント監督とアシスタントスタッフを解任したことを発表した。

　UAEは25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選・第8節で北朝鮮代表と対戦し、2−1で勝利した。この結果、UAEは本大会出場が自動的に決まる2位ウズベキスタン代表との勝ち点差を4ポイントに縮めた。

　しかし、その北朝鮮戦から約7時間後、UAEサッカー協会はベント監督とそのアシスタントスタッフの解任を発表した。

　現在55歳のベント監督は現役引退後、2004−05シーズンからスポルティングU−19の監督に就任。05−06シーズンから09−10シーズンまでスポルティングのトップチームを指揮し、国内カップ戦のタッサ・デ・ポルトガルで2度の優勝、国内スーパーカップ戦のスーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラでも2度の優勝に導いた。その後はポルトガル代表、クルゼイロ（ブラジル1部）、オリンピアコス（ギリシャ1部）、重慶両江（中国1部）、韓国代表の監督を歴任。2023年7月からUAEの指揮を執っていた。


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