今日(27日)、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。北海道付近は暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高く、期間の前半はかなり高くなる見込みです。また、日本海側と太平洋側では、低気圧や湿った空気の影響を受けやすい時期があり、向こう1か月の日照時間は平年並か少なくなりそうです。
●1週目(3月29日〜4月4日) 週末は再び積雪状態に?
明日(28日)は、午前を中心に雨や湿った雪が降るでしょう。
土曜日(29日)からは次第に上空に寒気が流れ込み、来週の月曜日(31日)にかけて日本海側を中心に湿った雪が降りそうです。既に積雪のない所でも、うっすらと雪が積もる恐れがあります。車の運転などは、路面状況の変化に注意してください。
1週目の最高気温は、平年並みか高い日が多いですが、日曜日と月曜日には日本海側を中心に平年より3度ほど低くなる見込みです。
●2週目(4月5日〜11日) 晴れる日は乾燥に注意
2週目は、日本海側と太平洋側の天気は数日の周期で変わりますが、低気圧や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べると晴れの日が少なくなりそうです。オホーツク海側の天気は、数日の周期で変わるでしょう。
気温は平年より高い見込みですが、そうは言ってもまだまだ朝晩を中心に暖房を使いたくなるような気温となる日もありそうです。しかし、この時期は晴れると空気が乾燥しやすくなるため、暖房器具をはじめとする火の取り扱いに注意してください。
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●3〜4週目(4月12日〜4月25日) 桜は平年より早めに開花
3〜4週目は、各地とも数日の周期で天気が変わりますが、太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温は、引き続き平年より高い見込みです。
桜の開花予想が3月26日に更新されました。道内で最も早く開花するのは松前で、4月20日と予想されています。その他の地域も、昨年よりは6日前後遅いものの、平年よりは5日くらい早く開花する見込みです。今年も、例年より早めにお花見の計画を立てるとよさそうです。
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