CLでここまで12試合消化のレアル…ペレス会長が約4000万円の“異例ボーナス”を支給か

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2025年03月27日 16:00  サッカーキング

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サッカーキング

レアル・マドリードのペレス会長 [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードの選手たちに異例のボーナスが支払われたようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 報道によると、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はトップチームに所属する全選手に25万ユーロ(約4000万円)のボーナスを支払ったとのこと。このボーナスには給与と同じく所得税が発生するが、各選手の手元には13万7000ユーロ(約2200万円)が残ったようだ。

 ボーナス支給の背景にあるとされているのがチャンピオンズリーグ(CL)の試合数増加。大会フォーマットの大幅な変更に伴い、決勝トーナメント以前の試合数は旧グループステージ制での6試合から、リーグフェーズ制の8試合へと増えることに。さらに、レアル・マドリードはラウンド16へのストレートインを逃したことでプレーオフの2試合が追加され、ベスト8進出までに合計12試合を消化している。

 ペレス会長は過密日程を強いられた選手を労うべく、今回のボーナス支給を決断したとのこと。また、CLラウンド16でアトレティコ・マドリードとの死闘を制したことへの祝福の意味も込められているようだ。ペレス会長は試合への勝利やコンペティションでのラウンド進出に対してボーナスを支払うことはなく、タイトル獲得の際に支払われるボーナスの金額はシーズン開幕前に選手との話し合いで決定するため、今回のケースは極めて異例だという。
 
 なお、ペレス会長をはじめとしたクラブ幹部は、6月に開幕するFIFAクラブワールドカップ2025での優勝に闘志を燃やしており、王者となった際には選手たちに破格のボーナスが支払われる可能性があるとも報じられている。

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