ダートで底を見せていないイムホテプ(今年3月撮影、ユーザー提供:グチマサさん) 今年の小倉牝馬Sを制したシンティレーションの半弟となるイムホテプ(牡3、美浦・萩原清厩舎)が、土曜中山10Rの伏竜ステークス(3歳・オープン・ダ1800m)で無傷の3連勝を狙う。
イムホテプは父ニューイヤーズデイ、母ファシネートダイア、母の父アグネスタキオンの血統。母はJRAで1勝だが、半姉のシンティレーションは今年の小倉牝馬Sの勝ち馬。同じくファシネートゼットもオープンまで出世している。また、伯父のアドマイヤコマンドは08年の青葉賞の覇者だ。
ここまで2戦2勝。今年1月のデビュー戦はマイペースの逃げから上がり3F最速でまとめ、2着に9馬身差の大楽勝だった。そして前走の1勝クラスも番手から抜け出し、3馬身差の完勝。ともに勝ち時計も優秀で、全く底を見せていない。
今回はかつてない強敵相手となるが、舞台は過去2戦と同じ中山ダ1800m。走り慣れた舞台でライバルを撃破し、3歳ダート路線の主役候補に名乗りを上げたい。