長谷川唯先発のマンC、第2戦完敗でCL“逆転敗退”…浜野まいかに出番なしもチェルシーが準決勝へ

　女子チャンピオンズリーグ（WCL）準々決勝・セカンドレグが27日に行われ、チェルシー・ウィメンとマンチェスター・シティ・ウィメンズが対戦した。

　19日に行われたファーストレグでは、ホームで2−0の先勝を収めたマンチェスター・シティ。敵地で迎える“イングランド勢対決”のセカンドレグは、GK山下杏也加とFW藤野あおばが負傷によりメンバー外となった一方、MF長谷川唯が中盤の一角で先発出場を飾った。対するチェルシーはFW浜野まいかがベンチスタート。準決勝進出をかけた一戦が『スタンフォード・ブリッジ』で幕を開ける。

　試合は14分にサンディ・ボルティモアの得点でチェルシーが先制に成功。37分には右サイドでのコーナーキックをナタリー・ビョルンが頭で合わせ、2戦合計スコアは振り出しへと戻される。さらに5分後、チェルシーのマイラ・ラミレスが3点目を挙げ、前半だけでホームチームがファーストレグのビハインドをひっくり返してみせた。

　追い込まれたマンチェスター・シティだったが、後半は大きな決定機を作れないまま時間が経過。反撃を試みるなかで長谷川は85分に交代となった。結局、そのまま試合は3−0で終了。チェルシーが大逆転で準々決勝突破を決めた。なお、ベンチスタートの浜野に出番は訪れなかった。WCL準決勝・ファーストレグは来月19日に開催される。

【スコア】
チェルシー・ウィメン　3−0（2戦合計：3−2）　マンチェスター・シティ・ウィメンズ

【得点者】
1−0　14分　サンディ・ボルティモア（チェルシー・ウィメン）
2−0　38分　ナタリー・ビョルン（チェルシー・ウィメン）
3−0　43分　マイラ・ラミレス（チェルシー・ウィメン）