首都圏の中古戸建価格、前年比マイナス4.5% 「10期ぶり下落」のエリアは

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2025年03月28日 08:51  ITmedia ビジネスオンライン

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アットホームは、首都圏エリアの「中古戸建の価格動向」の調査結果を発表した

 不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は、首都圏エリアの「中古戸建の価格動向」の調査結果を発表した。首都圏8エリアにおける中古戸建の価格は2999万円で、前期比でマイナス2.6%と3期連続で下落した。前年同期比ではマイナス4.5%となった。


【画像】中古戸建 首都圏8エリアにおける価格・建物面積・土地面積・築年数


 エリア別では、東京23区の価格が5980万円で、前期比マイナス0.2%と3期ぶりに下落。さいたま市が3380万円で、前期比・前年同期比ともにマイナス2.9%、2019年下期以来10期ぶりに下落した。


●価格が上昇した地域は?


 一方、横浜市・川崎市は4280万円で前期比プラス1.9%と上昇、2期ぶりに2017年上期以降最高額に並んだ。千葉県西部は2980万円で4期連続して最高額を継続している。


 調査は、不動産情報サイト「アットホーム」で消費者向けに登録・公開された中古戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)を対象に実施した。対象データの「1戸あたりの登録価格(売り希望価格)」の中央値を「価格」と表記している。対象エリアは東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市/他)。



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