バルサMFダニ・オルモが最大3週間の離脱？　オサスナ戦で先発も内転筋の違和感を訴え途中交代

　バルセロナに所属するスペイン代表MFダニ・オルモが負傷離脱となるようだ。27日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

　ラ・リーガ第27節の延期分が27日に行われ、バルセロナはホームでオサスナと対戦した。試合は立ち上がりからバルセロナが主導権を握り、11分にフェラン・トーレスの得点で先制に成功。18分には最終ラインの背後に抜け出したダニ・オルモがGKと交錯してPKを獲得し、キックのやり直しを経て追加点をマークする。後半もバルセロナが優勢にゲームを運び、77分に途中出場のロベルト・レヴァンドフスキが決定的な3点目を奪取。試合はそのままホームチームが3−0の勝利を収めた。

　今回の一戦は当初今月8日に開催予定となっていたが、バルセロナのクラブスタッフであるカルレス・ミニャロ医師が急逝したことにより、キックオフ直前で開催が中止に。スケジュール再編の結果、代表ウィーク明け直後に組み込まれ、互いに複数の主力選手が国際試合からの連戦の影響を受ける形となった。

　そんななか、スペイン代表の一員としてUEFAネーションズリーグ（UNL）準々決勝の2連戦に出場したダニ・オルモはオサスナ戦に先発出場。PKでチームに貴重な追加点をもたらした同選手だったが、28分に内転筋の違和感を訴えて途中交代を余儀なくされていた。

　『ムンド・デポルティーボ』によると、ダニ・オルモは来月2日に行われるコパ・デル・レイ準決勝のアトレティコ・マドリード戦を欠場する見込みで、同月9日開催予定のチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝・ファーストレグのドルトムント戦も出場が難しい模様。バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は「2週間の離脱になる可能性がある」と説明したが、同紙は最長で3週間の欠場も考えられると報じている。