ドラマ『ドンケツ』(上段左から)安田顕、今井翼、久保田悠来(下段左から)早乙女太一、浅香航大、横山涼が出演=DMM TVで4月25日より独占配信 (C)DMM TV 俳優の伊藤英明が主演する、DMMの総合動画配信サービス「DMM TV」オリジナルドラマ『ドンケツ』(4月25日より独占配信)に、安田顕、今井翼、久保田悠来、早乙女太一、浅香航大、横山涼が出演していることが、キャラクタービジュアルと共に発表された。
【画像】6人のキャラクタービジュアルを1枚ずつ 同ドラマは、同名の本格極道漫画が原作。「ヤングキング」にて2011年から19年まで第一部を連載。その後「ドンケツ 第2章」が同誌にて19年から23年まで連載され、24年から「ヤングキングBULL」に移籍して、連載中。
主人公は、北九州最大の極道組織・月輪会(がちりんかい)の中でも武闘派で鳴らす孤月組(こげつぐみ)で最強と恐れられるヤクザ・沢田政寿。20年前、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ、通称「ロケマサ」の異名で恐れられていた。
しかし、堅気・ヤクザ問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気で喧嘩を売るなど問題ばかり起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない所謂“ドンケツ”ヤクザ。そんな最強の漢がしがらみまみれの極道界を拳一つで突き進む、極道物語。
誰かれ構わずボコボコにし、組長の言うことも聞かない、自分勝手でワガママな、超クズ男。だが、なぜか男たちが惚れてしまう不思議な魅力を持つ男、ロケマサ。そんなロケマサは仲間と敵を同時に引き寄せ、修羅の国北九州を舞台に日本全国を巻き込む一大抗争が幕を開ける。
伊藤英明が「ロケマサ」こと沢田政寿を演じるほか、金子ノブアキ(孤月組組員の山倉慎之助)、青柳翔(孤月組若頭の金田寛乙)、葉山奨之(ロケマサの私的子分である内村タツオ)、眞島秀和(華月組組長の村松春樹)、寺島進(孤月組組長の渡瀬大志)の出演が発表されている。
第3弾キャストとして、月輪会を長年マークし続けている刑事の佐藤一役に安田顕、東京下町出身の漢気ヤクザ・相場桃次郎役に今井翼、関西天豪会城光組若頭補佐の平山元(ゲンコ)役に久保田悠来、月輪会十五夜組の陰に潜む実行部隊のリーダー杉田丈二役に早乙女太一、十五夜組の若き組長、麻生洋助役に浅香航大、その麻生とともに頭角を現した十五夜組若頭の小田切学役に横山涼がキャスティングされた。
ヤクザを絶対悪と目の敵にし、強引な捜査をも厭わない刑事の佐藤を演じた安田は「おそらく二度と言う事はないであろう夢のようなセリフのオンパレードだった」と自らの役柄を楽しそうに振り返る。また主人公ロケマサを演じた伊藤に対しても「すごく礼儀正しくて謙虚で、周りのスタッフにも気を遣う、座長としてとても頼もしかった」と印象を語っている。
かつて所属した組を麻生と小田切によって壊滅まで追い込まれ、仇討のためロケマサの舎弟となる相場桃次郎を演じた今井は、その役柄について「一本筋の通った男。昔かたぎなところが魅力の一つで、強い信念が込められた役なので、しっかり意思を持って演じた」と熱い思いを込める。
ロケマサと変わらぬ巨躰と腕っぷしを持つ浪速ヤクザのゲンコに扮した久保田は「関西弁を含めて大変だったが、スピーディーで集中した現場は充実した3ヶ月だった」と撮影時を振り返った。
本作の舞台である北九州出身の早乙女が演じたのは、ヤクザではないものの長年裏の仕事をこなしてきた筋金入りの実力者である杉田。「北九州独特の街の空気感があるが、そこに自分が入れるのか、自分が作っていけるのかに気を付けていたが、現場には自然とその空気感があり、そこに“ドンケツ”の世界があった」と撮影現場に思いを馳せた。
わずか3年という異例のスピードで十五夜組の組長に昇進、月輪会を揺るがす計画を企てる麻生を演じる浅香は「大きなバックボーンがあるキャラクター」と役柄について解説。「ドラマでは描かれていない部分も小田切と丈二との関係性を意識しながら、何か表現できれば、と思いながら演じました」と明かしている。
十五夜組組長の麻生とは組に入る以前から共にしてきた若頭の小田切について横山は「小田切は原作でもミステリアスな要素もあり、カッコよく魅力的なキャラクター。ビシッとした面と荒々しい面、使い分けを意識した。一つの魅力として見ていただきたい」と語った。
あわせて解禁となった各キャラクターのビジュアルもただならぬ雰囲気が醸し出されており、折り紙付きの実力を持つ俳優らの怪演に期待せずにはいられない。